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アメックスの法人カードとして個人事業主・中小企業の経営者が比較しやすいのは、ビジネス・グリーン、ビジネス・ゴールド、ビジネス・プラチナの3種類です。経費管理を低コストで始めるならグリーン、出張・会食・ビジネス支援を広げるならゴールド、旅行・接遇と複数の追加カードを重視するならプラチナが候補になります。
利用目的別の選び方
- 年会費を抑えて事業決済を分けたい:ビジネス・グリーン
- 出張、会食、経費管理をバランスよく使いたい:ビジネス・ゴールド
- 旅行特典、サポート、付帯特典ありの追加カードを重視:ビジネス・プラチナ
- 大企業で全社的に管理したい:コーポレート・カードを別に検討
本記事は2026年7月25日にアメリカン・エキスプレス公式情報を確認しています。入会特典は時期で変わるため比較に含めず、継続して発生する会費と通常サービスを中心に判断します。
アメックス法人カード3種類の年会費・特典比較
- 法人カード3種類の比較表
- ビジネス・グリーンが向く人
- ビジネス・ゴールドが向く人
- ビジネス・プラチナが向く人
- 追加カードと経費管理の違い
法人カード3種類の比較表
| 比較項目 | ビジネス・グリーン | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ |
|---|---|---|---|
| 基本カード年会費 | 13,200円 | 49,500円 | 165,000円 |
| 付帯特典あり追加カード | 1枚6,600円 | 1枚13,200円 | 4人まで無料、5人目以降1枚13,200円 |
| 付帯特典なし追加カード | 年会費無料 | 年会費無料 | 年会費無料 |
| 主な選択理由 | 事業決済と経費の分離 | 出張・会食・ビジネス支援 | 旅行・接遇・手厚いサポート |
| 向く規模・使い方 | 個人事業主や小規模事業 | 経費と出張が増えた事業 | 複数人利用や出張頻度が高い事業 |
金額は税込です。グリーンとゴールドの付帯特典なし追加カードは、所定の判定期間に利用がないと管理手数料3,300円(税込)がかかります。プラチナはこの管理手数料の対象外と公式案内に記載されています。
ポイント、保険、空港・ホテル、会食などの詳細条件は券種ごとに異なります。比較表では同じ尺度で比較できる固定費と利用目的に絞り、特典の公称額だけで順位を付けません。
ビジネス・グリーンが向く人
ビジネス・グリーンは、個人用カードと事業用決済を分け、会計処理を整理したい人に向きます。年会費は3券種で最も低く、従業員用の追加カードや利用状況の確認など、経費管理の基本機能を利用できます。
一方、空港・ホテル・ダイニングなどの上位特典を頻繁に使うなら、ゴールドやプラチナとの差額を比較します。特典を使わない事業で上位券種を選ぶと、会費を回収しにくくなります。
ビジネス・ゴールドが向く人
ビジネス・ゴールドは、経費管理に加え、出張、会食、ビジネス支援サービスを使う経営者向けの中間選択肢です。グリーンとの差額は年36,300円なので、毎年確実に使うサービスの実質価値が差額を上回るか確認します。
券面素材や入会キャンペーンだけで選ばず、追加カードの必要枚数も含めて固定費を計算してください。既存のビジネス・ゴールド関連記事は固有特典を扱う子記事として維持します。
ビジネス・プラチナが向く人
ビジネス・プラチナは、旅行関連サービス、コンシェルジュ、継続特典などを事業や出張で継続的に使い、付帯特典ありの追加カードを複数人へ持たせたい場合に検討しやすいカードです。
基本カード会費は165,000円ですが、付帯特典ありの追加カードが4人まで無料です。本人だけで使う場合と、役員・従業員を含む複数人で使う場合では一人当たりの固定費が大きく異なります。各旅行特典や保険の詳説はビジネス・プラチナ専用記事へ分けます。
追加カードと経費管理の違い
追加カードは、従業員や役員の立替を減らし、利用明細を基本カード会員側でまとめるために役立ちます。カードごとに利用可能金額を設定できるため、用途や担当者に応じた管理も可能です。
付帯特典ありとなしでは、年会費だけでなく利用できるサービスが異なります。経費決済だけが目的の従業員には付帯特典なし、出張や付帯サービスを使う役員には付帯特典あり、と役割で分ける方法があります。
無料カードも放置コストを確認:グリーンとゴールドの付帯特典なし追加カードは、判定期間内に利用がない場合の管理手数料があります。退職者分や未使用カードを定期的に棚卸ししてください。
アメックス法人カードの選び方・審査・注意点
- 法人と個人事業主の申込区分
- 年会費を回収できるか
- ポイント・マイルと支払い用途
- 審査と必要書類の考え方
- 迷った場合の決め方
法人と個人事業主の申込区分
アメックスのビジネス・カードは、個人事業主としての申込みと法人代表者としての申込みを選びます。法人名義の基本カードは原則として法人代表者が申し込み、従業員や役員には追加カードを発行します。
個人事業主は個人名義、法人は法人口座を支払口座として指定する案内があります。会社設立前後や法人成りでは契約区分が変わるため、現在の事業形態に合う申込区分を選んでください。
大規模・中堅企業が部門単位で管理するコーポレート・カードは、ここで比較する個人事業主・中小企業向けビジネス・カードとは別の仕組みです。
年会費を回収できるか
会費を回収できるかは、事業で予定していた支出をどれだけ置き換えられるかで判断します。使わないホテルや会食特典を定価で足すと過大評価になります。
- 基本カードと必要な追加カードの年間会費を合計する
- 出張、会食、経費ツールなど毎年使うサービスだけを数える
- 既存契約の削減額とポイントの実際の利用価値を差し引く
- 管理工数や立替精算の削減効果は金額と時間を分けて評価する
年会費を経費計上できる場合がありますが、税務上の取扱いは事業実態で異なります。最終判断は税理士等へ確認し、「経費になるから実質無料」とは考えないでください。
ポイント・マイルと支払い用途
3券種とも対象利用でポイントを貯められますが、支払先によって加算対象外や換算率が異なる場合があります。税金、公共料金、仕入れ、広告費など、年間決済額の大きい項目がどの条件になるかを先に確認します。
マイル移行は、移行先、参加登録費、年間上限、交換単位を含めて判断します。高い交換価値を常に実現できるとは限らないため、出張路線や特典航空券の使い道が決まっている人ほど評価しやすくなります。
審査と必要書類の考え方
具体的な審査基準、必要年収、合格率は公開されていません。法人の設立年数だけで可否を断定せず、申込者情報、事業情報、信用情報、支払い能力などが個別に確認されるものとして、正確な情報を申告します。
法人では本人確認書類に加え、実質的支配者や事業実態、口座情報などの確認が必要です。審査だけの詳しい論点は、既存の法人カード審査の記事と個人事業主の審査記事に分けています。
迷った場合の決め方
- 経費管理だけか、出張・会食・接遇まで使うかを決める
- 基本カードと追加カードを含む年間固定費を計算する
- 毎年確実に使う特典だけで差額を回収できる券種を選ぶ
グリーンで不足する機能が明確ならゴールド、ゴールドとの差額を旅行・サポート・複数人利用で回収できるならプラチナ、という順で考えると選びやすくなります。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは発行会社とサービス体系が異なるため、別商品のセゾンプラチナビジネスアメックスの記事で比較してください。
最新の会費と券種一覧は、公式の個人事業主・中小企業向けビジネス・カード一覧で確認できます。
アメックス法人カード3種類の選び方を総括
- アメックス法人カードは利用目的と固定費で選ぶべきである
- 比較対象はビジネス・グリーン、ゴールド、プラチナの3種類である
- グリーンの基本カード年会費は13,200円である
- ゴールドの基本カード年会費は49,500円である
- プラチナの基本カード年会費は165,000円である
- 経費管理を低コストで始めるならグリーンが候補である
- 出張や会食をバランスよく使うならゴールドが候補である
- 旅行特典と複数人利用を重視するならプラチナが候補である
- 追加カードは付帯特典の有無で会費とサービスが異なる
- 無料の追加カードも未利用時の管理手数料を確認すべきである
- 法人と個人事業主では申込区分と支払口座が異なる
- コーポレート・カードは中小企業向けビジネス・カードとは別である
- ポイント価値は実際の支払先と交換先で評価すべきである
- 審査基準や必要年収は公式に公開されていない
- 迷ったら必要機能、年間固定費、確実に使う特典の順で決めるべきである