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アメックスでNISAの積立ができるのかを調べると、できるという記事とできないという記事の両方が出てきます。
どちらも部分的には正しく、発行会社の違いを区別していないために食い違って見えます。
この記事では、証券会社の公式サイト(2026年9月13日に確認)の記載をもとに、どのアメックスなら使えるのかをはっきりさせます。
◆記事のポイント
- アメリカン・エキスプレスが直接発行するカードは、確認した範囲でクレカ積立の対象外
- セゾンが発行するアメックスブランドのカードは大和コネクト証券の対象に含まれる
- NISA口座で積み立てること自体に、特定のカードは必要ない
- 大和コネクト証券のクレカ積立はつみたて投資枠に対応し、上限は月10万円
- 還元率はセゾンのプラチナカードで1.0%相当
まず「NISAを始めること」と「カードで決済すること」を分けて考えます。ここが整理できると迷いません。
アメックスでNISAのクレカ積立はできるのかを発行会社で判断する
- アメックスでNISAを始めること自体はカードと関係ありません
- 問題になるのはクレカ積立の対象カードです
- SBI証券が案内しているのは三井住友カードです
- 大和コネクト証券はセゾンとUCのカードが対象です
- セゾンのアメックスは対象一覧に載っています
- 対象かどうかは発行会社で決まります
- 家族カードと法人カードは除かれています
アメックスでNISAを始めること自体はカードと関係ありません
最初に押さえておきたい前提です。
NISA口座を開いて投資信託を積み立てることは、証券会社で完結する手続きです。
手持ちのクレジットカードが何であっても、現金を入金して積み立てることはできます。
カードが関わるのは、その買付代金を決済する手段としての部分だけです。
問題になるのはクレカ積立の対象カードです
「アメックスでNISA」という検索の中身は、ほとんどがこちらです。
クレカ積立は、投資信託の買付代金をクレジットカードで決済し、その分のポイントを受け取る仕組みです。
この対象になるカードは証券会社ごとに決まっており、どのカードでもよいわけではありません。
つまり、問いは「アメックスがその一覧に入っているか」に絞られます。
SBI証券が案内しているのは三井住友カードです
主要なネット証券の条件を確認します。
SBI証券の公式ページには、SBI証券では三井住友カードでのクレカ積立が可能と記載されています。
年間カード利用額に応じて積立額の最大6%のVポイントが付与されると案内されています。
アメリカン・エキスプレスのカードについての記載は、このページには見当たりません。
内容はSBI証券と三井住友カードの公式ページで確認できます。
大和コネクト証券はセゾンとUCのカードが対象です
もう一つの経路です。
大和コネクト証券のクレカ積立のページには、セゾンカードとクレディセゾン発行のUCカードで積立投資が行えると記載されています。
積立可能口座として、NISAのつみたて投資枠と特定口座が挙げられています。
記載は大和コネクト証券のクレカ積立のページにあります。
セゾンのアメックスは対象一覧に載っています
ここが、この記事でもっとも重要な部分です。
登録可能カード一覧には、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンゴールド《PALETTE》アメリカン・エキスプレス・カードなどが並んでいます。
セゾンのプラチナカードも対象カテゴリとして記載されています。
つまり、アメックスブランドのカードでもNISAのつみたて投資枠でクレカ積立ができる場合があります。
対象かどうかは発行会社で決まります
判断の軸を明確にしておきます。
同じアメックスブランドでも、アメリカン・エキスプレスが直接発行するカードと、提携発行会社が発行するカードでは扱いが違います。
公式には、発行会社に「CREDIT SAISON」と記載があるカードは原則利用可能とされています。
券面のブランドではなく、裏面の発行会社を確認してください。
区分の考え方は提携発行会社の区分の整理で扱っています。
家族カードと法人カードは除かれています
対象の範囲には条件があります。
公式には、家族カードと法人カードは除くと明記されています。
同じ名称のカードでも、家族カードとして発行されたものは使えません。
本会員として発行されたカードかどうかを確認してください。
アメックスでNISAのクレカ積立をする場合の条件と選択肢
- アメックスでNISAのクレカ積立をする場合の条件を確認します
- 還元率はカードのランクで段階が分かれます
- 設定の締め切りと引落日を押さえます
- 手数料の前提も確認しておきます
- プロパーカードしか持っていない場合の選択肢
- 投資の支払いをリボや分割にはできません
- マリオット系のカードについても扱いは同じです
- 条件は変わるため始める前に確認します
アメックスでNISAのクレカ積立をする場合の条件を確認します
セゾンのアメックスを持っている場合の実務です。
公式に記載されている主な条件は次のとおりです。
- 積立金額は1銘柄あたり1,000円以上1円単位
- 月間の積立上限金額は100,000円で、つみたて投資枠も100,000円
- 取扱銘柄は63銘柄で、つみたて投資枠の取扱いは30銘柄
- 積立注文日は毎月5日
- 対象チャネルはスマートフォンアプリ
スポット買付は不可で、現金での買付は可能と記載されています。
還元率はカードのランクで段階が分かれます
受け取れるポイントの目安です。
公式に記載されている月間積立純増額に対する還元率は、対象のセゾンのプラチナカードが1.0%相当、対象のセゾン・UCのゴールドカードが0.5%相当です。
SAISON CARD Digitalやその他のセゾン・UCカードは、5万円から10万円で0.5%相当となり、金額が下がるほど段階的に低くなります。
月間積立純増額が5,000円未満の場合は付与されないと注記されています。
設定の締め切りと引落日を押さえます
資金の準備に関わります。
公式には、月末日までの積立設定で翌月の積立注文に反映されると記載されています。
カードの引落日は、セゾンカードが毎月4日、UCカードが毎月5日と案内されています。
積立注文の時点でアプリと連携されているカードで決済されるため、未連携だと注文されないとも説明されています。
手数料の前提も確認しておきます
還元率だけで判断しないための確認です。
公式には、売買手数料は原則無料としたうえで、一部の銘柄を除くと注記されています。
また、銘柄によって解約時に基準価額に対して信託財産留保額が最大0.3%控除されると説明されています。
分配金については、63銘柄中60銘柄が再投資コースと記載されています。
プロパーカードしか持っていない場合の選択肢
アメリカン・エキスプレスが直接発行するカードだけを持っている場合です。
クレカ積立の対象カードを新たに作るか、現金での積立にするかの二択になります。
現金での積立でもNISAの非課税の効果は変わりません。
ポイント還元の有無だけの違いだと考えると、判断しやすくなります。
投資の支払いをリボや分割にはできません
念のため確認しておく点です。
アメックスのあとリボやあと分割には、対象外となる支払いが定められています。
公式には、対象外の例として証券会社の利用分が明記されています。
投資の支払いを後から分割するという使い方はできません。
条件は公式のあとリボのページに記載されています。
マリオット系のカードについても扱いは同じです
提携ホテル系のカードを持っている場合です。
マリオットボンヴォイのアメックスはアメリカン・エキスプレスが発行するカードのため、クレカ積立の対象一覧には含まれていません。
個別の状況はSBI証券のクレカ積立との関係の整理と積立投資との関係の整理で扱っています。
条件は変わるため始める前に確認します
この分野は改定が続いています。
SBI証券側には、条件や特典内容は予告なく変更または中止となる場合があるという注記があります。
大和コネクト証券側の還元率も、過去に引き上げが行われています。
口座を開く前に、それぞれの公式ページで最新の条件を確認してください。
還元率の見方は還元率の見方の整理も参考になります。
【まとめ】アメックスとNISAの要点
- NISA口座で積み立てること自体に特定のカードは必要ない
- 問題になるのはクレカ積立の対象カードかどうか
- SBI証券が案内しているのは三井住友カード
- アメリカン・エキスプレス発行のカードは対象として掲載されていない
- 大和コネクト証券はセゾンカードとUCカードが対象
- セゾン発行のアメックスブランドは登録可能カード一覧に載っている
- 対象かどうかはブランドではなく発行会社で決まる
- 家族カードと法人カードは対象から除かれている
- 積立上限は月100,000円でつみたて投資枠も同額
- 取扱銘柄は63銘柄でつみたて投資枠は30銘柄
- 積立注文日は毎月5日で月末までの設定が翌月に反映される
- 還元率はセゾンのプラチナで1.0%相当、ゴールドで0.5%相当
- 月間積立純増額が5,000円未満だと付与されない
- 売買手数料は原則無料だが信託財産留保額が最大0.3%かかる銘柄がある
- 証券会社の利用分はあとリボやあと分割の対象外

