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アメックスで大きな買い物をしようとして、ボーナス払いを指定したのに一括払いで請求されていた、あるいは支払い方法にボーナス払いが見当たらない、という経験から検索した方も多いのではないでしょうか。夏や冬のボーナスで払うつもりで計画していたのに、その前提が崩れると不安になるものです。
結論からお伝えすると、アメリカン・エキスプレス(AMEX)が発行するカードのボーナス払いと分割払いは、2022年12月末でサービスの提供を終了しています。公式のあと分割のページでは、店頭でボーナス払いを指定した場合は自動で一括払いに変更され、「あと分割」にも変更できないと案内されています。
この記事では、公式の案内をもとに、終了後に何が起きるのか、代わりに使える「あと分割」の手数料と締め切り、ボーナス払いが今も使えるカードの選択肢まで整理します。ボーナスの時期に合わせて無理なく支払うための考え方もお伝えします。
◆記事のポイント
- アメックスのボーナス払いは2022年12月末で提供終了
- 店頭でボーナス払いを指定すると自動で一括払いになる
- 代わりの「あと分割」は手数料率14.9%(実質年率)
- セゾン・アメックスなど提携カードにはボーナス払いがある
アメックスのボーナス払いが終了した理由と今の扱い
- アメックスのボーナス払いは2022年12月末で終了
- 店頭でボーナス払いを指定した場合の扱い
- ボーナス払いが終了した理由
- ボーナス払いの代わりになるあと分割
- あと分割の手数料と10万円の支払い例
アメックスのボーナス払いは2022年12月末で終了
アメリカン・エキスプレスのあと分割の公式ページには、「ボーナス/分割払いは2022年12月末でサービスの提供を終了しています」と記載されています。つまり、アメックスが発行するカードでは、現在ボーナス一括払いも従来型の分割払いも選べません。
ここでいう「アメックスが発行するカード」は、グリーン、ゴールド・プリファード、プラチナなど、アメリカン・エキスプレスが自社で発行しているカードのことです。アメックスゴールドをお使いの方から「ゴールドなら使えるのではないか」と思われることがありますが、カードのランクによってボーナス払いを使える・使えないという差はありません。
ほかのカード会社が発行する提携カードは支払い方法の仕組みが別です。後で説明するように、アメリカン・エキスプレスのブランドが付いていてもボーナス払いを使えるカードがあります。
「以前はボーナス払いができたのに」という記憶がある方は、その記憶は正しいものです。変わったのは使い方ではなく、アメックス側の支払いサービスの仕組みです。
店頭でボーナス払いを指定した場合の扱い
ボーナス払いの終了後に店頭でボーナス払いを指定した場合、公式ページでは、自動で一括払いに変更になると案内されています。さらに、この場合は「あと分割」にも変更できないと明記されています。
ここが一番の落とし穴です。一括払いで決済した1万円以上の支払いは、対象外のものを除いてあとから分割払いに変更できますが、店頭でボーナス払いを指定した支払いは、分割への変更もできなくなります。
そのため、アメックスで大きな買い物をするときは、店頭では一括払いで決済し、必要ならあとから分割払いに変更するのが正しい順番です。店頭で分割やボーナス払いを指定した場合の扱いは、アメックスで分割ができない理由でも詳しく解説しています。
ボーナス払いが終了した理由
ボーナス払いを終了した理由について、公式ページに具体的な説明は見当たりません。そのため、特定の原因で終了したと断定することはできません。
一方で公式ページから読み取れるのは、支払い方法を「店頭で決める」形から、「一括払いで決済したあとで自分で変える」形に切り替えたことです。現在のあと分割は、1万円以上の支払いを3回、6回、12回から選んで分割でき、早期返済もできる仕組みとして案内されています。
ボーナス払いは、支払いを夏と冬に先送りする仕組みでした。あと分割は、支払い回数と手数料を示したうえで利用者が支払い方を選ぶ仕組みなので、ボーナスの時期に合わせたい場合は、早期返済を組み合わせて考える必要があります。
ボーナス払いの代わりになるあと分割
ボーナス払いの代わりとして使えるのが、ペイフレックスの「あと分割」です。公式ページでは、次のように案内されています。
- 一括払いで決済したあとからでも、分割払いに変更できます。
- 対象は1万円以上の支払いで、支払い回数は3回、6回、12回から選べます。
- 早期返済も可能です。
- 家族カードや追加カードの利用分は、基本カード会員があと分割に変更できます。
- 日本国外に住んでいる方、過去にペイフレックスの登録を解除した方、支払い状況に問題がある場合などは利用できません。
また、年会費、各種利息や手数料、遅延損害金、リボ払いの利用分、保険料、返金や調整の金額、証券会社での利用分などは、分割払いに変更できません。あと分割をいつまで使えるかの詳しい条件は、アメックスのあと分割はいつまで利用できるかで解説しています。
あと分割の手数料と10万円の支払い例
あと分割の手数料率は、公式ページで14.9%(実質年率)と案内されています。利用代金100円あたりの手数料は、3回払いで2.49円、6回払いで4.35円、12回払いで8.08円です。
公式の解説記事では、10万円をあと分割にした場合の例として、次の金額が示されています。
- 3回払いは、月々の支払いが約34,161円、支払い総額が102,483円、手数料総額が2,483円です。
- 6回払いは、月々の支払いが約17,391円、支払い総額が104,345円、手数料総額が4,345円です。
- 12回払いは、月々の支払いが約9,006円、支払い総額が108,070円、手数料総額が8,070円です。
ボーナス一括払いは、手数料がかからないカードが多い支払い方法でした。あと分割で同じように支払いを先に延ばすと手数料がかかるため、「ボーナスまで待ってもらう」感覚で使うと、思ったより負担が増える点に注意してください。
アメックスでボーナス払いのように支払いたいときの選択肢
- あと分割に変更できるタイミングと締め切り
- ボーナス月に合わせて早期返済する考え方
- ペイフレックスご利用可能枠の確認
- セゾン・アメックスならボーナス払いが使える
- ボーナス払いの代わりを選ぶときの注意点
あと分割に変更できるタイミングと締め切り
あと分割への変更は、公式ページで案内されている申込締切日まで可能です。締め日の前に変更したか、締め日の当日か、締め日の翌日以降かによって、あと分割の支払いが始まる月が変わります。
公式ページの例では、3月15日に利用した12万円を締め日以降に6回払いへ変更した場合、支払いは4月分の支払い日から始まり、3月分の明細書には一括払いのまま記載され、4月分の明細書から分割払いの記載になるとされています。
締め切り当日の操作には注意が必要です。公式ページでは、分割・リボ払いへの変更で支払い金額を減らしたい場合は21時までに申し込みを完了するよう案内されており、22時を過ぎると次回ではなく次々回の支払い金額に反映される場合があるとされています。
ボーナス月に合わせて早期返済する考え方
あと分割にはボーナス月を指定する機能はありませんが、公式ページでは早期返済も可能と案内されています。そのため、ボーナスで払いたい支払いは、いったんあと分割にして月々の負担を抑え、ボーナスが入った時点で残りを早期返済する、という組み立て方ができます。
公式の解説記事でも、分割払いは返済が早いほど手数料の金額が抑えられると説明されています。ボーナスを受け取ったら早めに返すほど、支払う手数料は小さくなります。
早期返済の具体的な手続きは画面の変更で変わることがあるため、実行する前にマイアカウントや公式ページで最新の方法を確認してください。リボ払いの残高を一括で返す手順は、アメックスのリボ払い一括返済の手順で解説しています。
ペイフレックスご利用可能枠の確認
あと分割は、ペイフレックスご利用可能枠の範囲で使います。公式ページでは、ペイフレックスご利用可能枠はリボ払いと分割払いを合算して利用できる上限金額で、マイアカウントから確認できると案内されています。
家族カードや追加カードがある場合、この枠は基本カード会員と家族・追加カード会員で利用できる総額です。また個人カードでは、割賦販売法に基づき、カード更新の際にペイフレックスご利用可能枠の見直しが行われると記載されています。
2026年9月11日時点の公式ページでは、個人カードのペイフレックスご利用可能枠の増額受付を一時的に停止していると案内されています。高額の買い物をあと分割にするつもりなら、決済する前に、マイアカウントで枠の残りを確認しておくことが大切です。
セゾン・アメックスならボーナス払いが使える
アメリカン・エキスプレスのブランドが付いたカードでも、提携するカード会社が発行するカードは支払い方法が異なります。たとえばクレディセゾンが発行するセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードの公式ページでは、8月と1月をボーナス月としたボーナス払いができると案内されています。
セゾン・アメックスのボーナス一括払いは手数料がかからず、アメリカン・エキスプレス加盟店での利用時期と支払い日は、公式ページで次のように案内されています。
- 12月16日から翌年7月10日までの利用分は、8月4日の支払いです。
- 7月11日から7月15日までの利用分は、9月4日の支払いです。
- 7月16日から12月10日までの利用分は、翌年1月4日の支払いです。
- 12月11日から12月15日までの利用分は、翌年2月4日の支払いです。
ボーナス2回払いは一部の加盟店で利用でき、利用代金100円あたり3円の手数料が2回目の支払い時に加算されます。ただし、加盟店によってはボーナス払いの取り扱いがなかったり、取扱期間が異なったりするため、利用する前に売り場で確認するよう案内されています。
ボーナス払いの代わりを選ぶときの注意点
ボーナス払いの代わりを選ぶときに大切なのは、「支払いを先に延ばすこと」と「手数料がかかること」を分けて考えることです。アメックスのあと分割には手数料率14.9%(実質年率)がかかり、セゾン・アメックスのボーナス一括払いは手数料がかからないなど、同じ「後で払う」でもコストが違います。
また、ボーナスの金額は会社の業績などで変わることがあります。ボーナスを当てにして大きな買い物をするなら、ボーナスが想定より少なかった場合でも月々の支払いを続けられるかを、決済する前に確かめておくと安心です。
支払い方法を変える手続きができない場合の原因はアメックスで分割ができない理由で、リボ払いが使えない場合はアメックスのリボ払いができない理由で確認できます。
【まとめ】アメックスのボーナス払い終了と代わりの支払い方法
- アメックス発行カードのボーナス払いは2022年12月末で終了
- 従来型の分割払いも同じく提供を終了
- 店頭でボーナス払いを指定すると自動で一括払いになる
- 店頭でボーナス払いを指定した支払いはあと分割に変更できない
- 終了の具体的な理由は公式に説明されていない
- 代わりのあと分割は1万円以上を3回・6回・12回に分けられる
- あと分割の手数料率は14.9%(実質年率)
- 10万円を12回にすると手数料総額は8,070円
- 年会費や保険料などはあと分割の対象外
- 申込締切日の操作は21時までに終えるのが安全
- ボーナスが入ったら早期返済で手数料を抑えられる
- ペイフレックスご利用可能枠はリボ払いと分割払いの合算
- 個人カードの枠の増額受付は一時停止中
- セゾン・アメックスは8月と1月のボーナス払いが使える
- 後で払う方法でも手数料の有無でコストが大きく違う

