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アメックスのローズゴールドを持つには、どのくらいの年収が必要なのでしょうか。検索する方の多くが、まずこの数字を知りたいのだと思います。
先に結論をお伝えします。クレディセゾンは、このカードに必要な年収を公表していません。公式ページを端から端まで見ても、年収という言葉が出てこないためです。
代わりに明記されているのが入会資格です。18歳以上のご連絡可能な方、これだけです。年齢と連絡が取れることのほかに、条件として示されているものはありません。
つまり、年収いくらから持てるという記事は、いずれも書き手の推測ということになります。数字を信じて申し込みを見送るのは、もったいない判断かもしれません。
この記事では、公式に確認できる条件と費用、特典の中身を並べます。年収の推測ではなく、確かめられる材料で判断できるように整理しました。
◆記事のポイント
- 必要な年収はクレディセゾンが公表していない
- 公式の入会資格は18歳以上で連絡可能な方だけ
- 年会費は初年度無料で年1回の利用があれば翌年も無料
- 家族カードは発行でき年会費1,100円(税込)である
アメックスローズゴールドの年収条件と公式の入会資格
- ローズゴールドはどんなカードなのか
- 年収の条件は公表されていない
- 年会費と実質無料の条件
- 還元率と永久不滅ポイント
- 旅行特典と保険の内容
- 年収別に向く利用スタイル
ローズゴールドはどんなカードなのか
正式な名称は、セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードです。発行しているのはクレディセゾンで、国際ブランドがアメリカン・エキスプレスという組み合わせになります。
そのため、アメリカン・エキスプレスが直接発行するグリーンやゴールド・プリファードとは、申し込み先も条件も別ものです。ここを混同すると、条件の調べ先を間違えます。
ピンクゴールドという呼ばれ方をすることもありますが、公式の名称はローズゴールドです。検索するときは正式名称のほうが、公式の情報にたどり着きやすくなります。
カードの基本情報はセゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの公式ページにまとまっています。以下の数字は、すべてこのページに記載されている内容です。
年収の条件は公表されていない
公式ページに載っている入会資格は、18歳以上のご連絡可能な方という一文だけです。年収の下限も、勤続年数も、雇用形態の条件も書かれていません。
これは、年収が見られていないという意味ではありません。審査の中身が公開されていないというだけのことです。
気をつけたいのは、年齢条件が18歳以上である点です。アメリカン・エキスプレスが直接発行するカードは20歳以上と案内されているため、そちらと混同すると条件を厳しく見積もってしまいます。
年収の目安として具体的な金額を挙げている記事を見かけたら、その数字の出どころを確かめてください。公式ページには存在しない数字です。
確かめられるのは費用と特典だけです。次から順に見ていきます。
年会費と実質無料の条件
年会費は初年度無料で、通常は11,000円(税込)です。ただし、年間1回(1円)以上のカード利用があれば翌年度の年会費は無料になると公式に案内されています。
判定される期間もはっきりしています。初年度は入会月を含む最大13ヵ月間、2年目以降は12ヵ月間に前年に1回以上利用すれば、次年度の年会費が無料になります。
対象になる利用の範囲も広く取られています。ショッピングはファミリーカード利用分とETC利用分を含み、キャッシングも対象です。携帯電話料金や公共料金などの継続的な決済も年1回の利用として数えられます。
つまり、公共料金をひとつ登録しておくだけで条件を満たせる設計です。年会費11,000円というカードとしては、負担がかなり軽い部類に入ります。
万が一1年間まったく利用がなかった場合は、通常年会費11,000円(税込)が2年目以降の入会月翌々月に請求されます。このときもカードは解約とはならないと明記されています。
還元率と永久不滅ポイント
ポイントは永久不滅ポイントで、公式には1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まると書かれています。1ポイントは最大5円相当ですが、交換商品によっては5円未満になるとも注記されています。
このカードの特徴は還元の優遇です。永久不滅ポイント優遇として、国内1.5倍、海外2倍と案内されています。
海外での利用が多い方ほど差が出る設計になっています。逆に、国内の少額決済が中心なら、優遇の効き方は穏やかです。
ポイントの移行でつまずいた場合の対処はこちらの記事で整理しています。
旅行特典と保険の内容
空港での特典は二段構えになっています。国内空港ラウンジが無料で年2回まで利用でき、利用期間は4月1日から翌年3月31日までと区切られています。
さらに、プライオリティ・パスが無料と案内されています。通常年会費99米ドルのスタンダードプランが対象で、別途デジタル会員証の申し込みが必要です。
ただし施設利用料は別にかかります。1回につき35米ドル、同伴者も1名につき35米ドルと明記されているため、無料で入り放題という意味ではありません。
保険は手厚めです。海外旅行傷害保険が最高5,000万円、国内旅行傷害保険が最高5,000万円、ショッピング安心保険が年間最高200万円と記載されています。
年会費が実質無料になる設計であることを考えると、この保険の水準は目を引きます。旅行や出張の機会がある方には、判断材料になるはずです。
年収別に向く利用スタイル
年収の条件が公表されていない以上、年収から可否を判断することはできません。代わりに、使い方から向き不向きを考えるほうが現実的です。
年会費を実質無料にできるかどうかが、いちばん大きな分かれ目になります。公共料金や携帯料金をこのカードで支払う予定があるなら、費用の心配はほぼなくなります。
海外での利用や旅行の予定があるなら、還元の優遇と保険の水準が効いてきます。逆に、国内の少額決済しかしない方は、優遇の恩恵を感じにくいかもしれません。
美容やサブスクリプションの優待が付いている点も特徴です。ここを使う予定があるかどうかで、価値の感じ方はかなり変わります。
アメックスローズゴールドの年収以外に見ておきたい条件
- 申込前に見る必要書類
- 審査の見方
- 審査落ちの原因
- 審査通過のための準備
- 家族カードとETCカードの扱い
- 代替カードと比較のポイント
申込前に見る必要書類
申し込みはインターネットから24時間できると案内されています。入力する項目は氏名、生年月日、住所、勤務先などです。
申し込みのあとは、クレディセゾンから申し込み確認の電話があり、続いて審査結果がメールで通知される流れになっています。
受付完了メールの送信元も公式に示されています。ドメイン指定受信を設定している場合は、mail.saisoncard.co.jpからのメールを受け取れるようにしておいてください。
カードの受け取り時には、写真付きの公的証明書が必要になります。運転免許証やマイナンバーカードなどを用意しておくと確実です。
審査結果のメールが届かない場合の考え方は別の記事で解説しています。
審査の見方
審査の基準は公開されていません。これはこのカードに限った話ではなく、クレジットカード全般に共通します。
公式に確認できるのは、発行までの日数だけです。カード発行日は最短3営業日と記載されており、審査結果のメールが届いた日の翌日から数えて発送されると案内されています。
したがって、申し込んでから数日で結果が出ることもあれば、確認の電話が取れずに時間がかかることもあります。入会資格に「ご連絡可能な方」と書かれているのは、この電話があるためです。
電話に出られない状態が続くと、手続きが先に進みません。申し込んだあとは、知らない番号からの着信にも出られるようにしておいてください。
審査落ちの原因
落ちた理由をクレディセゾンが個別に説明することはありません。そのため、原因を断定することは誰にもできません。
確認できるのは、入会資格を満たしているかどうかだけです。18歳未満であれば、そもそも申し込みが成立しません。
それ以外の要素については、審査基準が非公開である以上、推測の域を出ません。原因を列挙している記事があっても、根拠は示されていないはずです。
自分で確かめられるのは、信用情報機関に登録されている自分の記録です。開示の手続きは各機関の窓口で案内されています。
セゾンのゴールドカード全般の審査についてはこちらの記事でも触れています。
審査通過のための準備
できる準備は限られていますが、そのぶん確実です。まず、申し込みフォームの入力を本人確認書類と一致させることです。
氏名や住所の表記がずれていると、確認の連絡が増えて時間がかかります。書類を手元に置いて、見ながら入力するのが確実です。
次に、確認の電話に出られる状態を作っておくことです。入会資格そのものに連絡可能であることが含まれている以上、ここは軽視できません。
引き落とし口座の登録も、可能なら申し込みと同時に済ませてください。登録せずに申し込んだ場合は、カードが届いてから早めに登録するよう案内されています。口座の選び方は関連記事を参考にしてください。
家族カードとETCカードの扱い
このカードは家族カードを発行できます。公式ページには、家族カード(ファミリーカード)の年会費が1,100円(税込)と記載されています。
さらに、本会員が無料期間中は家族カードの年会費も無料と明記されています。本会員の年会費が年1回の利用で無料になる設計なので、実質的に家族カードも無料で持てることになります。
家族カードを発行できないと書いている情報を見かけますが、公式の記載と食い違います。判断の前に公式ページで確かめてください。
ETCカードは最大5枚まで発行できると案内されています。家族で使う前提でも足りる枚数です。
なお、家族カードとETCカードの利用分も、年会費が無料になる条件の対象に含まれます。
代替カードと比較のポイント
比較するときに見るべきは、年会費が実質無料になる条件と、その状態で受けられる特典の水準です。
このカードは、年1回の利用という緩い条件で年会費が無料になり、その状態で旅行傷害保険とプライオリティ・パスが付いてきます。ここが判断の軸になります。
他社のゴールドカードには、年間の利用額が一定に達すると翌年以降ずっと無料になるタイプもあります。使う金額が読めるなら、そちらが有利になる場合もあります。
デザインや美容関連の優待を重視するかどうかも分かれ目です。数字だけでは比べきれない部分なので、自分が使う特典で判断してください。
タッチ決済が使えないときの対処など、日常の使い勝手はこちらの記事で扱っています。
アメックスローズゴールドの年収要件とカード特徴まとめ
- アメックスローズゴールドに必要な年収は公表されていない
- 公式の入会資格は18歳以上のご連絡可能な方だけである
- 発行元はクレディセゾンで国際ブランドがアメックスである
- 年会費は初年度無料で通常11,000円(税込)である
- 年間1回1円以上の利用があれば翌年度の年会費は無料になる
- 判定期間は初年度が最大13ヵ月間で2年目以降は12ヵ月間である
- 公共料金や携帯料金の継続的な決済も年1回の利用に数えられる
- 1年間利用がない場合は入会月翌々月に年会費が請求される
- その場合もカードは解約とはならない
- 永久不滅ポイントは国内1.5倍で海外2倍の優遇がある
- 国内空港ラウンジは年2回まで無料で利用できる
- プライオリティ・パスは無料だが施設利用料は1回35米ドルかかる
- 海外と国内の旅行傷害保険はいずれも最高5,000万円である
- 家族カードは発行でき年会費は1,100円(税込)である
- ETCカードは最大5枚まで発行できる

