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アメックスのクラブオフという福利厚生サービスを使えば、映画やレジャー施設をお得に利用できると聞いたものの、自分のカードが対象なのか、どんな優待が実際に受けられるのかを知りたい方は多いのではないでしょうか。
結論から先にお伝えすると、アメックスのクラブオフは、ビジネス・グリーン・カード、ビジネス・ゴールド・カード、ビジネス・プラチナ・カードといった法人・個人事業主向けのビジネスカード会員が対象の福利厚生優待サービスです。
国内外20万ヶ所以上の提携施設で、映画館のチケットや各種講座、レジャー施設などを割引価格で利用でき、本来は有料であるVIP会員登録料も無料になります。
この記事では、対象カードと会員区分、実際に使える優待の内容、具体的な利用方法までまとめて整理して解説します。
この記事のポイント(2026年8月確認)
- クラブオフはアメックスのビジネスカード会員だけが対象の福利厚生優待サービスです
- ビジネス・グリーン、ビジネス・ゴールド、ビジネス・プラチナの3券種が対象です
- 通常は有料のVIP会員登録料が、アメックスのビジネスカードなら無料になります
- 国内外20万ヶ所以上の施設で映画・レジャー・講座などの優待が受けられます
アメックスのクラブオフとは?対象カードと会員区分
- クラブオフの基本的な仕組みと運営会社
- アメックスでクラブオフの対象になるカード
- スタンダード会員とVIP会員の違い
クラブオフの基本的な仕組みと運営会社
クラブオフ(Club Off)は、企業や自治体などの団体があらかじめ契約し、その所属員が福利厚生の一環として利用できる会員制の優待サービスです。国内外20万ヶ所以上の映画館、レジャー施設、ホテル、レストラン、各種講座などを、それぞれ会員価格で利用できる点が特徴です。クレジットカード会社が自社カードの付帯サービスとしてクラブオフを提供しているケースがあり、アメックスもそうした発行会社の一社にあたります。
クラブオフのようなサービスは複数の運営会社がそれぞれ提供しており、業界内で名の知られる「リロクラブ」もそのひとつです。「リロクラブ アメックス」という検索をする方の中には、クラブオフとリロクラブ系列の福利厚生サービスを同じものとして探しているケースがあると考えられますが、両者は運営会社や契約形態が異なる場合があるため、自分が利用したいのがどちらのサービスなのかを、必ずカードの公式案内で確認することをおすすめします。
もともと福利厚生アウトソーシングサービスは、大企業が独自に契約していた保養所やレジャー施設の優待を、中小企業や個人事業主でもまとめて利用できるようにする仕組みとして広がってきました。クラブオフのようなサービスは、企業や自治体単位で契約し、そこに所属する従業員や会員が優待を受けられる形が基本ですが、アメックスのようにクレジットカード会社が自社のビジネスカード会員向けにこの仕組みを提供しているケースもあります。個人事業主や小規模な法人であっても、単独で保養所やレジャー施設と直接契約するのは現実的ではないため、ビジネスカードに付帯するクラブオフを通じて、大企業並みの福利厚生に近い優待を受けられる点が実用的な価値といえます。
従業員を雇用している個人事業主・中小企業経営者にとっても、クラブオフのような福利厚生サービスを提供できることは、採用活動や従業員満足度の観点で一定の意味を持ちます。福利厚生が充実している会社かどうかは、求人を検討する側にとって判断材料のひとつになり得るため、ビジネスカードに付帯する優待サービスを社内に周知し、実際に活用してもらうことも、経営上のちょっとした工夫のひとつになります。付帯している優待の存在を経営者しか知らず、従業員には一切共有されていないというケースも起こりがちなので、入社時の案内資料やイントラネットなどに優待サービスの利用方法や登録手順をまとめておくと、実際の活用率を高めやすくなります。
アメックスでクラブオフの対象になるカード
公式に確認できる範囲では、アメックスのクラブオフはビジネス・グリーン・カード、ビジネス・ゴールド・カード、ビジネス・プラチナ・カードという、法人・個人事業主向けのビジネスカード会員が対象です。これらのカードを保有していると、通常は有料であるクラブオフVIP会員への登録料が無料になります。
| カード | クラブオフ対応 | 会員区分 |
|---|---|---|
| ビジネス・グリーン・カード | 対応 | VIP会員(登録料無料) |
| ビジネス・ゴールド・カード | 対応 | VIP会員(登録料無料) |
| ビジネス・プラチナ・カード | 対応 | VIP会員(登録料無料) |
| グリーン・ゴールド・プラチナ(個人向け通常カード) | 確認できず | - |
個人向けの通常カード(グリーン・カード、ゴールド・カード、プラチナ・カードなど、ビジネスの名を冠さないカード)がクラブオフの対象になるという公式情報は確認できませんでした。「アメックスならどのカードでもクラブオフが使える」というわけではなく、法人・個人事業主向けのビジネスカードに限られたサービスである点に注意してください。セゾンとの提携カードで案内される「フクリコ」など、他の福利厚生サービスとも名称が混同されやすいため、自分が保有しているカードの正式名称と、実際に案内される優待サービス名を照らし合わせてしっかり確認することをおすすめします。
個人事業主として開業したばかりで、法人カードと個人向けカードのどちらを選ぶか迷っている方にとっては、クラブオフのような福利厚生優待の有無も、カード選びの判断材料のひとつになり得ます。ただし、クラブオフの利用だけを目的にビジネスカードへ切り替えるかどうかは、年会費や他の特典とのバランスも含めて総合的に判断すべき点です。福利厚生の充実度だけでなく、日常的な決済で得られるポイント還元率や、経費精算のしやすさ、他の付帯サービスの内容もあわせて比較検討することをおすすめします。
スタンダード会員とVIP会員の違い
クラブオフには「スタンダード会員」と「VIP会員」という2つの会員区分があり、VIP会員のほうがより割安な価格で優待を利用できるプランが用意されています。一般的に、VIP会員には月額料金がかかりますが、アメックスのビジネスカード会員であれば、この月会費が無料でVIP会員に登録できる点が大きなメリットです。
また、VIP会員として登録した本人だけでなく、同行する家族や友人も、VIP会員と同じ優待価格で利用できるとされています。旅行や外食を家族・同僚と一緒にする機会が多い方にとっては、本人以外の同行者にもメリットが及ぶ点は見逃せないポイントです。ビジネスカードの追加カード会員(従業員など)が同様の優待を受けられるかどうかは、公式情報で明記が確認できなかったため、正確な取り扱いについてはカードの発行会社に個別に確認することをおすすめします。
会員区分による違いは、月額料金の有無だけでなく、選べるプランの幅にも表れます。スタンダード会員でも一定の優待は利用できますが、VIP会員になることで、より割引率の高いプランや、スタンダード会員では選べない優待メニューが開放されるケースがあるとされています。せっかくビジネスカードを保有していてVIP会員登録料が無料になるのであれば、あえてスタンダード会員のまま利用するメリットは乏しく、早めにVIP会員として登録しておくことをおすすめします。「登録さえしておけば無料でVIP会員になれる」という特典は、意識していないと存在自体を忘れてしまいがちです。ビジネスカードが手元に届いたタイミングで、他の付帯サービスの設定とあわせて、クラブオフの会員登録も済ませておく習慣をつけておくと、優待を取りこぼさずに済みます。
アメックスのクラブオフで使える割引・優待サービス
- 映画・レジャー施設の割引
- レストラン・ホテルなどの優待
- 登録・利用方法
- 日経オフィスパスなど他の法人カード優待との違い
- アメックスのクラブオフに関するよくある質問
映画・レジャー施設の割引
クラブオフでは、映画館のチケットを割引価格で購入できる優待が用意されています。会員サイトを通じて郵送でチケットを受け取る方式や、劇場窓口で提示するタイプのチケットなど、対象の映画館・購入方法によって受け取り方が異なる場合があるため、利用前に会員サイトで手順をよく確認することが大切です。
映画以外にも、遊園地やテーマパーク、水族館、スポーツ施設といったレジャー施設の入場料割引や、資格取得・語学・趣味に関する各種講座の受講料優待など、幅広いジャンルの優待施設が20万ヶ所以上用意されています。「名前は聞いたことがあるが、実際に何が割引になるのか知らなかった」という方は、まず自分の生活圏でよく利用している映画館やレジャー施設が対象になっているかどうかを、会員サイトで一度検索してみることをおすすめします。
映画のチケット優待は、通常の映画館窓口価格よりも割安な料金で購入できる仕組みが一般的ですが、割引額や対象となる作品・上映方式(通常上映、IMAX、3D等)は、時期や劇場によって異なる場合があります。家族で頻繁に映画館へ足を運ぶ方や、月に何度も映画を鑑賞する方にとっては、1回あたりの割引額が小さく見えても、年間を通じて積み重なると実質的な節約効果は無視できない金額になり得ます。テーマパークや水族館、スポーツ観戦のチケットについても同様に、家族や同僚と複数人で出かける機会が多いほど、1人あたりの割引額が小さくても合計での節約効果は大きくなりやすい傾向があります。休日に家族でレジャー施設へ出かける習慣がある方は、出かける前に会員サイトで対象施設を検索する一手間を加えるだけで、家計への負担を抑えられる可能性があります。
レストラン・ホテルなどの優待
クラブオフでは、提携レストランでの飲食代割引や、宿泊予約サイトを通じた宿泊施設の優待価格での予約なども用意されています。優待の内容や割引率は施設ごとに異なり、時期によって対象施設や条件が変わることもあるため、実際に利用する前には、必ず会員サイトで最新の優待内容と適用条件を確認してください。
「クラブオフに入会しているから、どの店でも必ず安くなる」というわけではなく、あくまで提携している施設・サービスに限られた優待である点を理解したうえで活用することが重要です。普段からよく利用する外食チェーンやホテルチェーンがある方は、それらが優待対象に含まれているかを事前にチェックしておくと、優待を無駄なく活用しやすくなります。
出張や取引先との会食が多い個人事業主・法人経営者にとっては、レストランやホテルの優待は特に活用しやすい特典といえます。出張先のホテルを予約する際に、通常の予約サイトの価格とクラブオフ経由の優待価格をあわせて比較し、より条件のよいほうを選ぶといった使い方をすれば、事業経費の削減にもつながります。ただし、優待価格が必ずしも他の予約サイトのセール価格より安いとは限らないため、予約を確定する前に複数の窓口で価格を比較する習慣をつけておくと、より賢く活用できます。
接待や会食で利用するレストランを選ぶ際にも、クラブオフの優待対象になっている店舗であれば、通常のコース料金より割安に利用できることがあります。ただし、接待の相手先に配慮が必要な場面では、割引の有無だけで店舗を選ぶのではなく、料理の質や店の格式、個室の有無といった本来の目的に合った基準を優先し、優待はあくまで「使えれば嬉しい追加のメリット」として位置づけるのが実務的な考え方です。日頃から取引先との会食に利用するお店をいくつか候補として持っておき、その中にクラブオフの優待対象店舗が含まれていれば積極的に選ぶ、という程度の気軽な付き合い方が、無理なく優待を活かし続けるコツといえます。
登録・利用方法
クラブオフを利用するには、まず対象のビジネスカードを保有したうえで、クラブオフの会員専用サイトから会員登録を行う必要があります。登録の際には、カード会員番号など、本人がそのビジネスカードの会員であることを確認できる情報の入力が求められるのが一般的です。登録が完了すると、会員専用サイトにログインして、映画・レジャー・宿泊など、ジャンルごとに優待施設を検索し、それぞれの施設が案内する手順(クーポンの発行、チケットの郵送依頼、予約サイト経由の予約など)に沿って利用します。
優待の中には、事前の予約や申し込みが必要なもの、利用日の一定日数前までの手続きが必要なものもあるため、「行き当たりばったりで当日に使う」のではなく、事前に会員サイトで手続き方法と締め切りをよく確認しておくと、優待を確実に取りこぼさず活用できます。
会員登録の際に、対象ビジネスカードの会員であることの確認方法として、カード会員番号のほかに、生年月日や登録済みのメールアドレスなど複数の情報の入力を求められる場合があります。登録時に情報が一致しないと手続きが進まないことがあるため、カードの契約時に登録した氏名・生年月日の表記(漢字とローマ字など)を事前に確認しておくと、スムーズに登録できます。また、法人名義でビジネスカードを契約している場合、代表者本人以外の担当者が登録手続きを行うケースもあるため、誰が会員登録を行うかを社内であらかじめ決めておくと、あとあとの混乱を避けられます。
登録が完了した後は、会員専用サイトへのログインIDやパスワードの管理も重要です。複数の従業員が同じアカウントを共有して利用する運用にしている場合、パスワードの使い回しや変更履歴の管理が煩雑になりやすいため、可能であれば利用する担当者を絞ったうえで、パスワード管理の方法をあらかじめ決めておくと、後々のトラブルを防ぎやすくなります。退職者が出た場合には、登録情報の見直しや、必要に応じたパスワードの変更も忘れずに速やかに行うようにしましょう。
日経オフィスパスなど他の法人カード優待との違い
アメックスのビジネス・プラチナ・カードには、クラブオフとは別に「日経オフィスパス」という継続特典が用意されています。これは全国のシェアオフィスやコワーキングスペースを利用できるサービスで、外出先での作業スペースを求める個人事業主・法人利用者向けの特典です。クラブオフが映画・レジャー・講座など生活全般の優待を扱うのに対し、日経オフィスパスはワークスペース利用に特化している点で役割が異なります。
このように、アメックスのビジネスカードには複数の法人向け優待サービスが用意されているため、「クラブオフ」という名称だけにとらわれず、自分が保有しているカードにどのような特典が付帯しているか、公式サイトの特典一覧で全体像を確認しておくことをおすすめします。
日経オフィスパスのように、継続特典として一定回数分のクーポンが送付される形のサービスは、利用しないまま有効期限を迎えてしまうケースも起こりやすいものです。せっかく付帯している特典を無駄にしないためには、ビジネスカードに付帯する優待サービスを一覧化し、それぞれの有効期限や利用条件をカレンダーやリマインダーで管理しておくといった工夫も有効です。クラブオフのように会員登録さえ済ませれば継続的に使える優待と、日経オフィスパスのように年間の利用回数に上限がある特典とでは、活用の仕方も変わってくる点を意識しておくとよいでしょう。
ビジネスカードを複数枚保有している経営者や、家族カードとして複数人がカードを利用している事業所では、誰がどの優待をどこまで使ったかを把握しにくくなることもあります。年に一度など決まったタイミングで、保有しているビジネスカードの特典一覧を棚卸しし、実際に活用できている特典と、存在は知っているが使えていない特典を整理する機会をあらかじめ設けておくと、年会費に見合った価値を引き出しやすくなります。
アメックスのクラブオフに関するよくある質問
Q. 個人向けの通常のグリーン・カードやゴールド・カードでもクラブオフは使えますか。
公式に確認できる範囲では、クラブオフはビジネス・グリーン・カード、ビジネス・ゴールド・カード、ビジネス・プラチナ・カードといったビジネスカード会員が対象です。個人向けの通常カードが対象になるという公式情報は確認できていないため、正確な対象範囲はカードの公式案内で確認してください。
Q. クラブオフのVIP会員登録には費用がかかりますか。
クラブオフには本来、VIP会員向けの月額料金が発生する仕組みがありますが、対象のアメックス・ビジネスカードを保有している会員は、この登録料が無料になるとされています。詳しい条件や最新の料金体系は、カード会員専用サイトの案内であらためて確認することをおすすめします。
Q. セゾンカードの「フクリコ」とクラブオフは同じサービスですか。
フクリコはセゾンカードが提供する福利厚生サービスであり、アメックスのクラブオフとは提供会社・契約形態が異なります。セゾン発行のアメックス提携カードを保有している場合、フクリコとクラブオフのどちらが付帯しているかは、カードの発行元によって異なるため、自分のカードの公式案内で確認してください。名称が似ている福利厚生サービスも多いため、思い込みで判断せず、必ずカード発行元の公式ページで正式なサービス名を確認する習慣をつけておくと安心です。
Q. クラブオフの優待施設は今後も同じ内容が続きますか。
クラブオフの優待施設・割引内容・対象ジャンルは、提携先の都合によりあらかじめ予告なく随時変更される可能性があります。この記事で紹介した内容は確認時点のものであり、実際に利用する際は、必ず会員専用サイトで最新の優待内容を確認してから手続きを進めてください。
Q. ビジネス・グリーン・カードからビジネス・ゴールド・カードにアップグレードすると、クラブオフの優待内容も変わりますか。
クラブオフ自体の優待施設や割引内容は、基本的にどのビジネスカード券種でも共通の仕組みで提供されているとされています。券種によって優待の範囲が大きく変わるという情報は確認できていないため、カードのアップグレードを検討する際は、クラブオフ以外の特典(旅行保険の内容、空港ラウンジ、日経オフィスパスの有無など)の違いを中心に比較することをおすすめします。年会費の差額に見合うだけの追加特典があるかどうかを、実際に自分が使う頻度と照らし合わせて具体的に見積もったうえで判断するとよいでしょう。
アメックスのクラブオフについてのまとめ
- クラブオフはアメックスのビジネスカード会員向けの福利厚生優待サービスだ
- 対象はビジネス・グリーン、ビジネス・ゴールド、ビジネス・プラチナの3券種だ
- 個人向けの通常カードが対象という公式情報は確認できなかった
- 会員区分はスタンダード会員とVIP会員の2種類がある
- アメックスのビジネスカード会員はクラブオフのVIP会員登録料が無料になる
- VIP会員の同行者も同じ優待価格で利用できるとされている
- 優待施設は国内外20万ヶ所以上に及ぶ
- 映画館のチケットが割引価格で購入できる優待がある
- レジャー施設や各種講座の優待も用意されている
- レストランやホテルの優待も提携施設に限り利用できる
- 利用には会員専用サイトでの事前登録が必要だ
- 優待によっては事前予約や申し込み期限がある場合がある
- ビジネス・プラチナには日経オフィスパスという別の継続特典もある
- セゾンのフクリコとクラブオフは別の福利厚生サービスだ
- 優待内容は変更される可能性があるため利用前の確認が欠かせない