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アメックスのグリーンからゴールドへ切り替えるとき、多くの解説記事は「年会費が上がるが特典が増える」で終わっています。
ただ、グリーンは月会費制のカードで、この点が切り替え時の精算に効いてきます。
この記事では、アメリカン・エキスプレスの公式サイト(2026年9月14日に確認)の記載をもとに、費用の扱いと審査の伝わり方を整理します。
◆記事のポイント
- グリーンは月会費1,100円(税込)で、家族カードは月会費550円(税込)
- ゴールド・プリファードは年会費39,600円(税込)で、家族カードは2枚まで無料
- 現在のカードが月会費の場合、切り替え時の調整は原則として行われない
- 基本カードを切り替えても家族カードの手続きは不要
- 審査の結果は承認がカードの発送、否認はEメールか郵送で伝えられる
費用の差と、精算のされ方を先に押さえます。グリーンが月会費制であることが判断に効いてきます。
アメックスのグリーンからゴールドへの切り替えで変わる費用
- アメックスのグリーンとゴールドでは会費の仕組みが違います
- グリーンの月会費は年換算で13,200円です
- 月会費のカードは切り替え時に調整されません
- 月の途中で切り替える場合の考え方
- 切り替えられる範囲が示されています
- 家族カードの手続きは不要です
- 継続特典の条件を確認してから動きます
アメックスのグリーンとゴールドでは会費の仕組みが違います
同じ土俵で比べる前に、支払い方が違うことを確認します。
公式には、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの月会費は1,100円(税込)、家族カードは1枚あたり月会費550円(税込)と記載されています。
一方、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは年会費39,600円(税込)で、家族カードは2枚まで無料、3枚目以降は19,800円(税込)と記載されています。
片方は月ごと、もう片方は年ごとの支払いです。
金額は公式のグリーン・カードのページと公式のゴールド・プリファード・カードのページで確認できます。
グリーンの月会費は年換算で13,200円です
比較しやすい形に直しておきます。
月会費1,100円を12か月分で計算すると13,200円になります。
ゴールド・プリファードの年会費39,600円との差は26,400円です。
家族カードを使う場合は、グリーンが1枚あたり年6,600円かかるのに対し、ゴールド・プリファードは2枚まで無料という差も出ます。
月会費のカードは切り替え時に調整されません
この記事でもっとも実務的な部分です。
公式のカードの解約のページには、現在持っているカードの年会費に残余がある場合は月割りで計算し調整すると記載されています。
そのうえで、現在持っているカードが月会費の場合は原則として調整を行わないと注記されています。
グリーンは月会費制のため、この注記に当てはまります。
記載は公式のカードの解約のページで確認できます。
月の途中で切り替える場合の考え方
調整が行われないという前提で考えます。
月会費はその月の分として請求される仕組みのため、月の初めに切り替えても月末に切り替えても、その月の月会費の扱いは変わらないことになります。
年会費のカードのように、残りの月数分が戻るという発想は当てはまりません。
タイミングで損得を細かく計算するより、必要になった時点で動くほうが実態に合います。
切り替えられる範囲が示されています
どのカードへでも移れるわけではありません。
公式には、切り替え可能な例として「同じ種類のカード間」と「同じ提携先カード間」が挙げられています。
グリーンからゴールド・プリファードは、いずれもアメリカン・エキスプレスが直接発行する個人カードです。
提携カードから別系統へ移る場合とは前提が異なります。
上位への切り替えの整理はプラチナへの切り替えの整理でも扱っています。
家族カードの手続きは不要です
家族に持たせている場合の扱いです。
公式のよくあるご質問には、基本カードの種類を切り替えた場合でも、家族カードや追加カードの切り替え手続きは不要と記載されています。
家族カード側であらためて申し込む必要はありません。
枚数と費用の条件だけが、切り替え後の内容に変わります。
継続特典の条件を確認してから動きます
切り替えの時期に関わる点です。
公式のページには、アメックスのカードは利用金額や継続などの条件達成で付与される特典が充実しているとしたうえで、見逃しがないか確認するよう案内されています。
条件を満たす直前に切り替えると、受け取れるはずだった特典を逃す可能性があります。
自分のカードにどの継続特典があるかを先に確認してください。
アメックスのグリーンからゴールドへの切り替えと審査の伝わり方
- アメックスのグリーンからゴールドへの切り替えでも審査があります
- 結果の伝わり方は新規と同じです
- 否決の理由は公表されていません
- 空港ラウンジの条件がはっきり変わります
- ダイニング特典も対象店舗数が変わります
- グリーンのままにする選択肢も残しておきます
- 券面の仕様も確認しておきます
- 手続きの窓口はカード裏面の番号です
アメックスのグリーンからゴールドへの切り替えでも審査があります
手続きの前提です。
カードの種類が変わる以上、切り替えは新しいカードの発行を伴います。
割賦販売法は、カード等を交付または付与しようとする場合に、年収、預貯金、債務の支払の状況、借入れの状況などの調査を求めています。
その調査には指定信用情報機関が保有する特定信用情報を使用しなければならないと規定されています。
切り替えだから審査がない、ということにはなりません。
結果の伝わり方は新規と同じです
いつ結果が分かるのかという点です。
公式のよくあるご質問には、審査の結果について電話での案内は行っていないと明記されています。
承認はカードの発送をもって、否認や取消しはEメールまたは郵送で連絡すると説明されています。
進捗の確認には、申し込み完了後に案内される照会番号が必要になります。
記載は公式のカードの発行状況についてのよくあるご質問で確認できます。
否決の理由は公表されていません
落ちた場合に理由を知りたくなりますが、限界があります。
指定信用情報機関のCICは、各クレジット会社が独自の審査基準で審査しており、否決された理由は分からないと説明しています。
推測するより、自分の信用情報を開示して事実を確認するほうが確実です。
考え方は審査と信用情報の整理にまとめています。
グリーンの審査についての整理はグリーンの審査についての整理で扱っています。
空港ラウンジの条件がはっきり変わります
切り替えで実際に差が出る代表例です。
公式の空港ラウンジのページには、グリーン・カードとデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード(ゴールド・カードを除く)は、カード会員本人のみ無料で利用できると注記されています。
この場合、同伴者は有料での利用になります。
ゴールド系のカードでは同伴者1名まで無料という条件になります。
条件は公式の空港ラウンジのページで確認できます。
ダイニング特典も対象店舗数が変わります
もう一つの分かりやすい差です。
公式には、グリーン向けの2 for 1 ダイニングの対象が国内約100店舗、ゴールド・ダイニングが国内とシンガポールで約250店舗と記載されています。
特典の名前は似ていますが、使える範囲が違います。
終了する特典との区別はダイニング特典の整理で扱っています。
グリーンのままにする選択肢も残しておきます
切り替えが常に得とは限りません。
年会費の差は26,400円で、家族カードを使う場合はさらに条件が変わります。
同伴者を連れてラウンジを使う機会や、対象店舗で食事をする機会がなければ、差額を回収できません。
グリーンを選び続ける考え方はグリーンをあえて選ぶ理由の整理にまとめています。
券面の仕様も確認しておきます
見た目を気にする場合の情報です。
券面の表記は時期によって変わっており、古い画像をもとに判断すると実物と異なります。
現行の考え方は券面表記の整理で扱っています。
メタルかどうかについては、公式のメタルカードのページにグリーンの記載がありません。
手続きの窓口はカード裏面の番号です
最後に手続きの経路です。
切り替えの相談や申し込みは、持っているカードの問い合わせ先が窓口になります。
個人カードの窓口は9時から17時までで、土日祝は休みが中心です。
混雑する時間帯があると公式に案内されているため、時間をずらしてかけると通じやすくなります。
【まとめ】アメックスのグリーンからゴールドへの切り替えの要点
- グリーンは月会費1,100円(税込)で家族カードは月会費550円
- ゴールド・プリファードは年会費39,600円(税込)
- ゴールド・プリファードの家族カードは2枚まで無料で3枚目以降は19,800円
- グリーンの月会費を年換算すると13,200円で差は26,400円
- 現在のカードが月会費の場合は切り替え時の調整が原則行われない
- 年会費のカードは残余があれば月割りで調整される
- 切り替え可能な例は同じ種類のカード間と同じ提携先カード間
- 基本カードを切り替えても家族カードの手続きは不要
- 継続特典の条件を満たす直前の切り替えは避ける
- 切り替えでも新しいカードの発行を伴うため調査が行われる
- 審査の結果は電話では案内されない
- 承認はカードの発送、否認はEメールか郵送で伝えられる
- 否決の理由は公表されていない
- 空港ラウンジはグリーンが本人のみ無料でゴールド系は同伴者1名無料
- ダイニングの対象店舗はグリーンが国内約100店舗、ゴールドが約250店舗

