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クレジットカードを選ぶ際、JCBとアメックスの相互開放について気になっている方も多いのではないでしょうか
JCBとアメックスは提携によって、互いの加盟店でカードが使える仕組みを実現しています。
この「JCB アメックス 相互開放」の制度は、国内外でカード利用の利便性を大きく広げる画期的な仕組みと言えます。
一方で、ネット決済や一部店舗ではアメックスやJCBが使えない場合もあり、利用シーンに応じた注意が必要です。
また、JCB海外加盟店への支払いや、アメックスとJCBの提携の具体的なメリットとデメリットを把握しておくことが重要です。
特にアメックスとJCBの海外での使い勝手や、JCBとアメックス2枚持ちの活用法について知ることは、旅行や出張時に役立つでしょう。
さらに、どちらのカードが自分に適しているかを選ぶ際には、年会費や特典を比較し、VISAとJCBとアメックスのどれが良いのかを検討することが大切です。
本記事では、JCBを海外で使える国や、アメックスはJCB加盟店で使える場面、アメックスJCBギフトカードの使い道、さらにはアメックス 切り替えのポイントまで、あらゆる疑問を解消する情報をお届けします。
◆記事のポイント
– JCBとアメックスの相互開放の仕組みと背景
– JCBとアメックスの海外での使い勝手と注意点
– ネット決済やギフトカードの利用可能性
– 2枚持ちの利便性と他ブランドとの比較
JCBとアメックスの相互開放の仕組みとは?
- アメックスとJCBの提携の背景とメリット
- JCBとアメックスの提携はいつから始まった?
- JCBはアメックスの他にもダイナースも相互開放されている?
- JCBを海外で使える国はどこ?
- アメックスとJCBのどっちを選ぶべき?
アメックスとJCBの提携の背景とメリット
アメリカン・エキスプレス(アメックス)とJCBは、それぞれ異なる市場で強みを持つ国際ブランドですが、より広範な加盟店ネットワークを提供するために提携を結んでいます。この提携の背景には、両社の加盟店数拡大と利便性向上という共通の目的があります。
アメックスは世界的に高いステータスを誇るブランドでありながら、日本国内の加盟店数が限られていました。一方、JCBは日本国内に強いネットワークを持つものの、海外ではVISAやMasterCardに比べると加盟店が少ない状況でした。そこで、JCBとアメックスは「加盟店相互開放」という仕組みを取り入れ、JCB加盟店でアメックスカードが使えるようになり、逆に海外のアメックス加盟店でJCBカードが利用できる環境を整えました。
この提携のメリットは、利用者・加盟店・ブランドの三者にあります。利用者にとっては、JCBとアメックスのどちらのカードを持っていても、より多くの店舗で決済できる利便性が向上します。加盟店側は、新たな顧客層を取り込めるため売上拡大のチャンスが増えます。そして、ブランド側にとっても、それぞれのブランドの影響力を広げることができ、加盟店の増加に伴う手数料収入の増加が期待できます。
ただし、この相互開放はすべての加盟店で適用されるわけではなく、一部の店舗ではアメックスやJCBの利用ができない場合もあります。特に、決済代行会社を介して加盟店契約をしている店舗では、契約内容によって特定ブランドの決済を受け付けていないことがあります。そのため、カードを利用する際は、店舗のアクセプタンスマーク(利用可能ブランドのロゴ)を確認するとよいでしょう。
JCBとアメックスの提携はいつから始まった?
JCBとアメリカン・エキスプレスの加盟店相互開放の提携は、2000年代初頭から開始されました。具体的な開始時期については、JCBとアメックスの契約内容や地域によって異なりますが、日本国内での本格的な相互開放は2001年頃にスタートしたとされています。
もともとJCBとアメックスは、それぞれの地域で強い影響力を持つ国際ブランドでした。しかし、JCBは日本を中心に展開しており、海外での加盟店数が限られていたため、海外進出を加速する必要がありました。一方、アメックスは世界的に高級志向のブランドとしての地位を確立していましたが、日本国内での加盟店開拓が思うように進まず、日本の消費者にとって使いづらい状況でした。
こうした背景のもと、JCBとアメックスは提携を行い、日本国内のJCB加盟店でアメックスカードが使えるようになり、海外のアメックス加盟店でもJCBカードが利用可能になる仕組みを確立しました。この提携によって、JCBは海外での加盟店拡大を、アメックスは日本国内での利用可能店舗の増加を実現しました。
その後、JCBはさらにディスカバー(Discover Financial Services)やダイナースクラブ(Diners Club)とも相互開放の契約を結び、海外での加盟店ネットワークを拡充させています。2024年現在もJCBとアメックスの提携は継続されており、加盟店相互開放のエリアも拡大しています。今後も、両ブランドの協力関係が続くことで、より多くの店舗でJCBやアメックスカードを利用できる環境が整っていくと考えられます。
JCBはアメックスの他にもダイナースも相互開放されている?
JCBとアメリカン・エキスプレス(アメックス)だけでなく、ダイナースクラブも相互開放の提携を結んでいます。これにより、JCBの加盟店でアメックスやダイナースクラブのカードが利用できるケースが多くなっています。
JCBとダイナースクラブは、日本国内では加盟店ネットワークを共有しているため、JCBのマークがある店舗ではダイナースクラブのカードも使える可能性が高いです。また、ダイナースクラブは海外ではディスカバー(Discover Financial Services)とも提携しており、アメリカを中心にJCBやダイナースのカードが利用できる加盟店を広げています。
ただし、全てのJCB加盟店でアメックスやダイナースクラブが使えるわけではありません。特に、JCBと直接契約をしていない店舗や、決済代行会社を経由している加盟店では、契約内容によって対応が異なる場合があります。また、店舗スタッフが加盟店相互開放の仕組みを認識していないこともあり、支払い時に断られるケースもあるため、事前に利用できるか確認すると安心です。
海外でもJCB・アメックス・ダイナースクラブの相互開放の恩恵を受けられる地域がありますが、全ての国や店舗で適用されるわけではありません。特にヨーロッパ圏ではJCBの加盟店が少ないため、別のブランドのカードを併用するとよりスムーズに決済できるでしょう。
JCBを海外で使える国はどこ?
JCBは日本発の国際ブランドとして、世界各国で利用できる加盟店ネットワークを広げています。特にアジア圏やハワイなどの観光地ではJCBの加盟店が多く、日本人観光客にとって使いやすい環境が整っています。
現在、JCBが使える国はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾、タイ、シンガポール、香港、中国、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、インドなど、アジア・オセアニアを中心に広がっています。また、ハワイやグアムなどの日本人観光客が多いエリアでは、JCB専用の優待サービスも充実しています。
アメリカでは、JCBはディスカバー(Discover)との提携によって、ディスカバー加盟店でも利用できる場合があります。そのため、JCBの加盟店が少ない地域でも、ディスカバーマークのある店舗なら支払いが可能です。ただし、加盟店スタッフがJCBカードの利用を知らない場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。
ヨーロッパでは、JCBが利用できる加盟店はアジアや北米と比べて少ない傾向があります。特に地方都市ではJCBカードの対応店舗が限られているため、VISAやMasterCardのカードを併用するとより便利です。ただし、大手ホテルチェーンや空港、観光地のショッピングセンターではJCBが使えることが多いため、旅行前に利用可能な店舗を確認しておくと安心です。
今後もJCBは各国の金融機関や加盟店との提携を強化し、利用可能なエリアを拡大していくことが期待されています。最新の情報はJCB公式サイトで確認すると確実です。
アメックスとJCBのどっちを選ぶべき?
アメリカン・エキスプレス(アメックス)とJCBは、どちらも国際ブランドとしての機能を持ち、日本国内外で利用できるクレジットカードです。しかし、両者にはそれぞれ異なる特徴があり、選ぶべきカードは利用シーンや目的によって変わります。
アメックスを選ぶべき人
アメックスは、高いステータス性と充実した付帯サービスが特徴のブランドです。特に旅行や高級レストランを頻繁に利用する人に向いています。空港ラウンジの無料利用、海外旅行保険の充実、手厚いコンシェルジュサービスなど、トラベル&エンターテイメント(T&E)カードとしてのメリットが多く、富裕層向けの特典が充実しています。また、JCBとの加盟店相互開放により、日本国内のJCB加盟店でも使えるため、国内利用にも困りません。
一方で、年会費が比較的高めで、特にプラチナカード以上になると維持費が大きくなります。また、一部の加盟店ではJCB加盟店であってもアメックスが使えない場合があるため、事前確認が必要です。
JCBを選ぶべき人
JCBは、日本国内において圧倒的な加盟店数を誇るため、日常の買い物や飲食店での決済に便利なカードです。年会費無料のカードも多く、比較的手軽に持つことができます。さらに、国内だけでなく、ハワイや台湾、韓国などのアジア圏では優待サービスが充実しており、日本人観光客向けの特典も多数用意されています。
また、JCBの「Oki Dokiポイントプログラム」は、日常的にポイントを貯めやすく、商品交換や提携先のポイント移行など、使い道の幅が広いのもメリットです。一方で、海外ではVISAやMasterCardに比べて加盟店が少ないため、海外出張や旅行が多い人はVISAやMasterCardのカードを併用するとより安心です。
どちらを選ぶべきか?
最終的な選択は、ライフスタイルや利用目的によります。旅行や高級ホテル・レストランの利用が多い人は、アメックスの特典が有利です。普段の買い物や国内での利用を重視するなら、JCBの方が利便性が高くなります。また、JCBとアメックスは加盟店相互開放を行っているため、日本国内ではどちらのカードでも利用できるケースが多いですが、海外ではアメックスの方が強い地域もあります。
どちらか一枚に絞れない場合は、用途に応じて両方を使い分けるのも良い選択肢です。たとえば、メインカードとしてアメックスを持ち、サブカードとしてJCBを持つことで、より幅広いシーンで活用できます。
JCBとアメックスの相互開放の注意点と活用法
- アメックスとJCBが使えない店舗の理由
- アメックスとJCBのネット決済での対応状況
- アメックスカードにJCBブランドはある?
- アメックス加盟店でJCBギフトカードは利用可能?
- アメックスの切り替えは可能?
- VISAとJCBとアメックスのどれが良い?
- アメックスのチケットアクセスの特典とは?
アメックスとJCB 使えない店舗の理由
アメリカン・エキスプレス(アメックス)とJCBは、加盟店相互開放の提携を結んでおり、JCB加盟店ではアメックスが利用できるケースが多いです。しかし、実際にはアメックスやJCBが使えない店舗も存在します。
まず、アメックスやJCBが使えない主な理由の一つに加盟店契約の違いがあります。JCBと直接契約を結んでいる店舗であれば、基本的にアメックスも利用できる可能性が高いですが、決済代行会社(アクワイアラ)を経由している店舗では、アメックスの取り扱いが含まれていないケースがあります。このような場合、JCBのマークがあってもアメックスが利用できないことがあります。
また、加盟店手数料の問題も影響しています。アメックスやJCBは、VISAやMasterCardと比較して加盟店手数料が高い傾向があります。そのため、一部の小規模店舗では、コストの関係からJCBやアメックスの決済を受け付けていないことがあります。特に個人経営の飲食店や小売店では、手数料の負担を避けるためにVISAやMasterCardのみを導入するケースが見られます。
さらに、店舗スタッフの認識不足も要因の一つです。JCB加盟店ではアメックスが利用できる仕組みになっているものの、店員がそのルールを知らずに「アメックスは使えません」と案内してしまうことがあります。特に海外では、JCBとアメックスの相互開放が周知されていない店舗があり、支払い時に拒否されるケースもあります。このような場合は、JCBの提携関係について説明するか、別の決済手段を用意する必要があります。
こうした理由から、JCBやアメックスが使えない店舗も一定数存在します。事前に公式サイトで加盟店情報を確認したり、別のカードを用意することでスムーズな決済ができるよう準備しておくと安心です。
アメックスとJCB ネット決済での対応状況
アメックスとJCBの加盟店相互開放は実店舗だけでなく、一部のオンライン決済にも適用されています。ただし、すべてのネットショップで両ブランドが利用できるわけではなく、サイトによって対応状況が異なります。
まず、JCB対応のネットショップでアメックスが使えるかどうかですが、これは決済システムの仕様によります。JCBとアメックスが相互開放の契約を結んでいるため、JCB加盟店であれば基本的にアメックスも利用できる可能性があります。しかし、オンライン決済では、加盟店がどの決済プロバイダー(決済代行会社)を利用しているかによって、アメックスの取り扱いが変わります。例えば、JCBのみ対応している決済システムを導入している場合、アメックスは使用できません。
また、海外のネットショップではアメックスが利用できてもJCBが使えないことが多いという点もあります。特に、欧米のEコマースサイトではVISAやMasterCardが主流であり、JCBの利用が制限されている場合があります。一方、アメックスはグローバルに展開しているため、海外のオンラインショップでは比較的利用しやすい傾向があります。
さらに、定期購読サービスやサブスクリプション型の決済では、JCBやアメックスが利用できないケースもある点に注意が必要です。特に、NetflixやSpotifyなどの国際的なサブスクリプションサービスでは、VISAやMasterCardに限定されていることがあり、JCBやアメックスが登録できない場合があります。ただし、日本国内向けのサービスでは、JCB・アメックスともに対応しているケースが増えています。
ネット決済でJCBやアメックスを利用する際は、決済画面で対応ブランドのロゴを確認するか、事前に利用可能か問い合わせると確実です。また、万が一支払いができない場合に備えて、VISAやMasterCardのカードを併用すると便利です。
アメックスカードにJCBブランドはある?
アメリカン・エキスプレス(アメックス)とJCBは提携関係にありますが、**「アメックスブランドのJCBカード」**という形で発行されているカードは存在しません。アメックスは独自のブランドを持ち、クレジットカードを発行しているため、JCBのブランドを付与したアメックスカードはないのが現状です。
ただし、JCBとアメックスの加盟店相互開放によって、JCB加盟店でアメックスカードを利用できることがあります。そのため、JCBブランドのマークがある店舗であっても、アメックスのカードを使える場合が多く、利用者にとっては利便性が向上しています。
一方で、楽天カードやセゾンカードのように、JCBブランドのクレジットカードを発行しているカード会社の中には、アメックスブランドのカードを提供しているケースがあります。これは、カード発行会社がアメックスと提携し、アメックスブランドのライセンスを取得することで実現しているものです。そのため、JCBとアメックスの両方のブランドを持つカードは存在しないものの、「楽天カード(アメックス)」や「セゾンカード(アメックス)」などのカードは発行されています。
また、JCBとアメックスはどちらも独自の付帯サービスを提供しているため、特典内容も異なります。例えば、JCBは「Oki Dokiポイントプログラム」、アメックスは「メンバーシップ・リワード」など、ポイント制度にも違いがあります。そのため、JCBブランドとアメックスブランドのどちらのカードを選ぶかは、利用者のライフスタイルや特典の好みによって決めるのが良いでしょう。
アメックス加盟店でJCBギフトカードは利用可能?
アメックスとJCBは提携関係にありますが、**「JCBギフトカードをアメックス加盟店で利用できるか」**については、基本的に利用できないケースが多いです。
JCBギフトカードは、JCBの加盟店でのみ使用できる商品券の一種であり、クレジットカードの決済ネットワークとは異なる仕組みで運用されています。そのため、アメックスの加盟店であっても、JCBギフトカードに対応していない店舗では利用できません。
一方で、JCBとアメックスが加盟店相互開放をしているため、一部のJCB加盟店でアメックスカードが利用できることはあります。ただし、これはクレジットカード決済に関する提携であり、ギフトカードの取り扱いは別のルールが適用されるため、JCBギフトカードを使えるかどうかは個別の加盟店次第となります。
また、JCBギフトカードを利用する際は、現金との併用やお釣りの有無、使用可能な商品など、店舗ごとに異なるルールが設定されていることもあります。そのため、利用予定の店舗がJCBギフトカードを受け付けているかどうか、事前に確認することをおすすめします。
アメックスには、JCBギフトカードとは異なる「アメックスギフトカード」が存在します。これはアメックス加盟店で利用できるギフトカードであり、JCBギフトカードとは別のサービスです。ギフトカードを利用する際は、それぞれのブランドごとの対応加盟店を確認することで、スムーズに活用できます。
アメックス 切り替えは可能?
アメリカン・エキスプレス(アメックス)のクレジットカードは、基本的に他のブランド(VISAやJCBなど)への切り替えはできません。アメックスは独自の決済ネットワークを持ち、自社でカード発行も行っているため、JCBやVISAなどの別ブランドに変更する仕組みはありません。
ただし、アメックスのカードを別のアメックスカードに切り替えることは可能です。例えば、アメックスの一般カードからゴールドカード、プラチナカードへとアップグレードすることはできます。また、カードの種類を変更する際には、利用履歴や審査基準が影響するため、アップグレードには一定の条件を満たす必要があります。
一方で、アメックスブランドのクレジットカードを発行している楽天カードやセゾンカードなどのカード会社では、アメックスからJCBやVISAへ切り替えられる場合があります。例えば、楽天カード(アメックス)を楽天カード(VISA)に変更することは可能ですが、これは楽天カードが独自に発行しているためであり、本家アメックスのカードとは異なります。
また、JCBやVISAといった他の国際ブランドのカードを持ちたい場合は、新たに別ブランドのクレジットカードを申し込むのが一般的な方法です。アメックスのカードはステータス性や特典が豊富な一方で、一部の店舗で使えないこともあるため、別ブランドのカードと併用することで、より便利に活用できます。
VISAとJCBとアメックスのどれが良い?
VISA、JCB、アメックスのどれを選ぶべきかは、利用シーンや特典の違いを考慮することが大切です。それぞれのブランドには特徴があり、使い方によって最適なカードが異なります。
VISAを選ぶべき人
VISAは、世界中で最も広く使われている決済ブランドです。特に海外旅行や出張が多い人にとっては、加盟店数が圧倒的に多く、どこでも使える安心感があります。VISAのカードが使えない店舗はほとんどなく、国際的な利便性を重視するなら最適な選択肢です。
JCBを選ぶべき人
JCBは、日本国内の加盟店数が多く、日常の買い物や飲食店での利用に便利なカードです。また、アジア圏やハワイでは特典が豊富で、JCBカードを持っているだけで特別な優待や割引を受けられることもあります。さらに、Oki Dokiポイントプログラムを活用すれば、ポイントを効率よく貯めることができます。日本国内やアジア旅行がメインの人にとってはJCBが最適です。
アメックスを選ぶべき人
アメックスは、旅行や高級レストラン、ホテルの特典が充実しているブランドです。特に、空港ラウンジの無料利用や手厚い旅行保険、コンシェルジュサービスなど、富裕層向けの特典が多く用意されています。一方で、年会費が比較的高く、加盟店数がVISAほど多くないため、使える場所が限られることがあります。しかし、日本国内ではJCBと加盟店相互開放の提携があるため、JCB加盟店で利用できることが多いです。
どれを選ぶべきか?
どのブランドを選ぶかは、どこで、どのようにカードを使うかによります。海外での利用を重視するならVISA、国内やアジア圏での利便性を求めるならJCB、高級特典やステータス性を重視するならアメックスが適しています。
もし一枚に絞るのが難しい場合は、VISAまたはMasterCardをメインカードにし、JCBやアメックスをサブカードとして持つのがバランスの良い選択です。例えば、VISAのカードで日常的な支払いをしつつ、JCBを国内での特典利用やアメックスを旅行用に活用すると、それぞれのメリットを最大限に生かすことができます。
アメックスのチケットアクセスの特典とは?
アメリカン・エキスプレス(アメックス)の「チケットアクセス」は、会員向けに人気のコンサートや舞台、スポーツイベントなどのチケットを先行予約できるサービスです。アメックスのカード会員であれば、一般販売よりも早くチケットを入手できるため、特に入手困難なイベントや人気アーティストの公演を確実に押さえたい人にとって大きなメリットがあります。
アメックスのチケットアクセスには、主に以下のような特典があります。
1. 先行販売(特別販売)
一般販売に先駆けて、アメックス会員向けに特別枠が用意されます。これにより、完売が予想されるイベントでもチケットを確保しやすくなるため、プレミアムなイベントを逃さずに楽しめます。
2. 特別席の確保
一部のイベントでは、アメックス会員限定の特別席が用意されることがあります。通常の購入方法では手に入らないような良席やVIP席が確保されていることがあり、より快適にイベントを楽しめます。
3. プラチナ・センチュリオン限定特典
アメックスのプラチナカード以上(プラチナ・センチュリオン会員)の場合、さらに限定イベントへの招待や特別ラウンジの利用など、ワンランク上の特典が用意されています。例えば、スポーツ観戦ではVIPラウンジの利用、舞台やコンサートではバックステージツアーの参加など、特別な体験が可能です。
4. チケット発券の優遇サービス
通常のチケット購入では発券手続きが必要ですが、アメックスのチケットアクセスを利用すると、専用の発券カウンターやデジタルチケットの優先配布など、スムーズな受け取りが可能な場合があります。
5. キャンセル補償(イベントにより異なる)
一部のイベントでは、急な予定変更などで参加できなくなった場合にキャンセル対応が可能な特典が付いていることもあります。これは、通常のチケット購入にはないアメックスならではのサービスです。
このように、アメックスのチケットアクセスは、エンターテインメントをより快適かつ特別に楽しむための優れた特典がそろっています。特に、ライブやスポーツ観戦を頻繁に楽しむ人にとって、先行販売や特別席の確保といった特典は大きなメリットとなるでしょう。イベントによって提供される特典が異なるため、詳細はアメックス公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。
【まとめ】JCBとアメックスの相互開放の仕組みと活用ポイント
- JCBとアメックスは加盟店相互開放により、互いの加盟店でカードが使える
- アメックスはJCBの国内加盟店で利用できることが多い
- JCBはアメックスの海外加盟店でも利用可能なケースがある
- 2001年頃から本格的な相互開放が始まった
- ダイナースクラブもJCBと相互開放の提携をしている
- JCBはアジアやハワイでの利用に強みを持つ
- アメックスはグローバルに加盟店が多く、海外で使いやすい
- JCBとアメックスの相互開放はネット決済には適用されないことがある
- 加盟店契約の違いにより、JCBやアメックスが使えない店舗も存在する
- アメックスの高いステータス性と特典を重視するならメリットが大きい
- JCBは国内での利便性やポイントプログラムが魅力
- VISAやMasterCardと比較すると、加盟店数に差がある
- JCBとアメックスの2枚持ちで決済の幅を広げることが可能
- ギフトカードは相互開放の対象外で、JCB加盟店でのみ利用できる
- 旅行やエンタメに強いアメックスの「チケットアクセス」などの特典も活用できる