アメックスのセンチュリオンラウンジとは?世界の設置場所

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アメックスのセンチュリオン・ラウンジについて、世界のどこに設置されているのか、どのカードで使えるのか知りたい方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、センチュリオン・ラウンジは「センチュリオン・カード」保有者専用の施設ではなく、プラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードの会員も利用できる、アメックスの上位会員向け空港ラウンジです。「センチュリオン」という響きから、招待制の最上位カードでなければ利用できないと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。2026年8月時点で世界に約30拠点が設置されており、日本では羽田空港第3ターミナルに2025年に開設されました。この記事では、対象カード、世界の設置拠点、利用条件、そして2026年7月に変更された同伴者ルールまで、公式情報をもとに整理して解説します。

この記事のポイント(2026年8月確認)

  • センチュリオン・ラウンジは、プラチナ・カード以上(ゴールド・グリーンは対象外)で利用できます
  • 世界約30拠点のうち、日本国内では羽田空港第3ターミナルに1拠点あります
  • 利用できるのは出発便・乗継便の搭乗時のみで、出発の3時間前から入室できます
  • 2026年7月8日から、プラチナ・カード会員の無料同伴者は1名までに変更されました

アメックスのセンチュリオンラウンジとは何か

  • センチュリオン・ラウンジの基本的な仕組み
  • 利用できる対象カード(センチュリオンカード限定ではない)
  • 世界の設置拠点一覧
  • 日本国内の設置状況(羽田空港)

センチュリオン・ラウンジの基本的な仕組み

センチュリオン・ラウンジは、アメリカン・エキスプレスが運営する空港ラウンジで、食事やドリンク、Wi-Fi、シャワーなどの設備を、対象カードの会員が無料で利用できる施設です。一般的なクレジットカードラウンジと異なり、フルサービスのダイニングやバーカウンターを備えている拠点が多く、フライト前の待ち時間を上質な環境で過ごせることが特徴です。

「センチュリオン」という名称から、最上位カードであるセンチュリオン・カード(通称ブラックカード)の保有者専用の施設だと誤解されがちですが、実際にはプラチナ・カード以上の会員が利用できる施設です。この誤解は検索する際にも起こりやすいため、まず対象カードの範囲を正しく理解しておくことが大切です。実際、インターネット上の情報の中には、対象カードの範囲を明確にせず「センチュリオン会員限定」という書き方をしているものも見られるため、情報源によって伝わり方が異なる点にも、あわせて注意しておきましょう。

利用できる対象カード(センチュリオンカード限定ではない)

アメックス公式サイトによると、センチュリオン・ラウンジの対象カードは、センチュリオン・カード、プラチナ・カード、ビジネス・プラチナ・カード、コーポレート・プラチナ・カード、JR東海EX・コーポレート・プラチナ・カードです。これらのカードに付帯する家族カード・追加カードの会員も、それぞれの特典条件に応じて利用できます。一方で、ゴールド・カードやグリーン・カードでは利用できません。

つまり、センチュリオン・カードへのインビテーションを受けていない人でも、プラチナ・カードを保有していれば、センチュリオン・ラウンジを利用できるということです。プラチナ・カードは、招待制のセンチュリオン・カードとは異なり、条件を満たせば申し込みによって取得できるカードであるため、センチュリオン・ラウンジという特典自体は、多くの人にとって現実的に手が届く範囲にあるといえます。

ただし、プラチナ・カードの年会費は決して安くはないため、センチュリオン・ラウンジの利用だけを目的にプラチナ・カードを維持する価値があるかどうかは、実際にどれくらいの頻度で対象拠点を利用する機会があるかによって変わります。年に一度も対象空港を利用しないという方にとっては、他の特典もあわせて総合的に判断することが大切です。旅行保険やコンシェルジュサービス、ホテル優待など、プラチナ・カードには他にも多くの特典が付帯しているため、センチュリオンラウンジ単体の価値だけで判断するのではなく、それらを含めた全体の恩恵で年会費に見合うかどうかを考えるのが、より現実的な判断の仕方といえます。

プラチナ・カードの取得条件や年会費については、当サイトのプラチナ・カード専用記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してください。

なお、センチュリオン・カード自体は、アメリカン・エキスプレスからの招待(インビテーション)によってのみ入手できる、プラチナ・カードよりもさらに上位のカードです。センチュリオン・カードそのものの招待条件や年会費、特典の全体像については、当サイトのセンチュリオン・カード専用記事で詳しく解説しています。この記事では、ラウンジという特典に絞って解説します。センチュリオン・カード会員がセンチュリオン・ラウンジを利用する場合も、基本的な条件(利用できるタイミング、提供されるサービス)はプラチナ・カード会員と共通しており、カードの種類による大きな違いは、主に同伴者の条件面に表れる傾向があります。

世界の設置拠点一覧

2026年8月時点で確認できる主な設置拠点を、地域別に整理すると次のとおりです。

地域 主な拠点
北米 ラスベガス、ヒューストン、マイアミ、ニューヨーク(2か所)、フィラデルフィア、シアトル、ダラス、サンフランシスコ、フェニックス、シャーロット、ロサンゼルス、デンバー、アトランタ、ワシントンD.C.、ソルトレイクシティ、メキシコシティ、モンテレイ
南米 ブエノスアイレス
ヨーロッパ ロンドン・ヒースロー、ストックホルム
アジア・オセアニア 東京(羽田)、香港、デリー、シドニー、メルボルン

北米に拠点が集中しており、アジア・オセアニア地域はまだ限られた都市にしか設置されていません。新規拠点の開設や既存拠点の改装は今後も続く見込みのため、渡航先にセンチュリオン・ラウンジがあるかどうかは、旅行の直前にアメックス公式アプリのラウンジ検索機能で確認することをおすすめします。

アメリカン・エキスプレスは、センチュリオン・ラウンジのネットワークを継続的に拡大しており、2026年にはアメリカのニューアーク空港やオランダのアムステルダム・スキポール空港に新拠点が開設される計画が発表されています。さらに先の年には、ボストンやダラス・フォートワースといった空港でも新設・拡張が予定されており、今後数年で拠点数はさらに増える見込みです。日本国内でも、羽田空港以外への拡大があるかどうかは、今後の公式発表を確認する必要があります。海外出張や旅行の頻度が高く、対象拠点のある空港をよく利用する方にとっては、こうした拠点の拡大情報も、カードを維持し続けるかどうかを判断する材料の一つになるでしょう。

日本国内の設置状況(羽田空港)

日本国内では、2025年に羽田空港第3ターミナルの保安区域内4階に、センチュリオン・ラウンジがオープンしました。世界で30番目、アジアではデリー、香港、ムンバイに続く拠点として開設され、営業時間は8時から22時まで年中無休です。第3ターミナルからの出発便を利用する場合のみ対象となる点に注意してください。羽田空港の第3ターミナルは、主に国際線が発着するターミナルであるため、実質的には国際線を利用する際の特典と考えておくとよいでしょう。国内線を利用する場合は、別のターミナルにある一般的なカードラウンジが対象になります。

羽田空港には、センチュリオンラウンジのほかにも、一般的なアメックス対応のカードラウンジが第1・第2ターミナルを中心に複数設置されています。これらは対象カードの範囲がゴールド・カード以上に広がっている代わりに、提供されるサービスの水準はセンチュリオンラウンジほど高くありません。羽田空港全体のラウンジ配置や、センチュリオン・ラウンジ以外のカードラウンジの詳しい利用条件については、当サイトの羽田空港ラウンジ専用記事で確認してください。この記事では、センチュリオン・ラウンジという特定の施設に絞って解説しています。

アメックスのセンチュリオンラウンジを利用する際の条件と注意点

  • 利用できるタイミング(出発・乗継便の時間制限)
  • 同伴者の条件と2026年7月の変更点
  • 提供されるサービスの内容
  • 一般のアメックスラウンジ・プライオリティパスとの違い
  • 予約の要否と混雑時の対応
  • アメックスのセンチュリオン・ラウンジに関するよくある質問

利用できるタイミング(出発・乗継便の時間制限)

センチュリオン・ラウンジは、対象カードを持っていればいつでも入室できるわけではなく、出発便または乗継便に搭乗する当日のみ利用できます。利用可能な時間は、出発時刻の3時間前からとされており、乗継便の場合は5時間前からに変更されるという案内があります。到着後の利用や、搭乗と関係のないタイミングでの利用は想定されていないため、フライトのスケジュールに合わせて訪問時間を計画する必要があります。

同伴者の条件と2026年7月の変更点

センチュリオン・ラウンジでは、カード会員本人は食事やドリンクを含めて無料で利用できます。同伴者の条件については、2026年7月8日から内容が変更されており、プラチナ・カード会員が無料で同伴できる人数は1名までとなりました。以前は複数名を無料で同伴できるという情報も広く知られていましたが、2026年8月時点ではこの新しい条件が適用されています。

羽田空港の拠点を例にすると、プラチナ・カードおよびビジネス・プラチナ・カードの場合、同伴者1名までは無料ですが、2名目以降は大人1名あたり50米ドル、2歳から17歳の子どもは1名あたり30米ドルの追加料金がかかり、2歳未満は無料です。同伴者の人数によって想定外の費用がかかることのないよう、訪問前に最新の条件を確認しておきましょう。すべての対象カードで、カード会員と同じ便の搭乗券の提示が必要です。

このような同伴者ルールの見直しは、世界的にラウンジの利用者数が増え、施設の混雑や運営コストの面で調整が必要になったことが背景にあると考えられます。実際、アメックスは近年、複数のカードで空港ラウンジや優待サービスの内容を見直しており、センチュリオン・ラウンジの同伴者条件もその一環として変更されたとみられます。今後も同様の見直しが行われる可能性があるため、「昔調べた条件のままだろう」と思い込まず、訪問のたびに最新情報を確認する習慣をつけておくことが大切です。特に、複数人での旅行を計画している場合は、同伴者の人数によって追加料金の合計が大きく変わることもあるため、出発前に人数分の費用をあらかじめ試算しておくと、当日の会計で慌てて戸惑うことがなくなります。特に家族旅行など複数世代で一緒に利用する場合は、大人と子どもそれぞれの料金区分が異なるため、内訳を紙やメモアプリに書き出しておくと、当日の受付窓口でもスムーズに案内を受けられます。

提供されるサービスの内容

拠点によって設備の詳細は異なりますが、羽田空港の例では、ライブキッチン、バーカウンター、スイーツバー、電話ブース、多目的ルーム、VIPルーム、会員サービスデスク、無料Wi-Fi、電源、シャワー施設などが用意されています。一般的なクレジットカードラウンジと比べて、食事の質や設備の充実度が高いことが、センチュリオン・ラウンジの大きな特徴です。羽田空港の拠点をレビューした記事の中には、寿司やスイーツ、アルコール類が無料で提供される様子を紹介しているものもあり、単なる待合スペースというよりも、フライト前の時間そのものを楽しめる施設として設計されていることがうかがえます。

ただし、拠点ごとに提供内容や混雑状況は異なるため、「必ずこのサービスが受けられる」と断定はできません。特に混雑しやすい時間帯や、施設が改装中の場合は、案内されている設備の一部が利用できないこともあります。利用前にアメックス公式アプリで、訪問予定の拠点の最新情報を確認することをおすすめします。

また、拠点によっては改装工事や一時休業が行われることもあります。せっかく訪れたのに休業していた、という事態を避けるためにも、渡航直前に営業状況を再確認しておくと安心です。特に、開設からまだ日が浅い拠点や、大規模な改装計画が発表されている拠点を訪れる予定がある場合は注意が必要です。

一般のアメックスラウンジ・プライオリティパスとの違い

アメックスには、センチュリオン・ラウンジのほかにも、ゴールド・カード以上で利用できる一般的なカードラウンジや、プラチナ・カードに付帯するプライオリティ・パスで利用できるラウンジがあります。これらは対象カード、利用できる拠点数、提供されるサービスの水準がそれぞれ異なる、別の特典です。

一般的なカードラウンジは、国内外の多くの空港に設置されている代わりに、サービス内容はソフトドリンクとWi-Fi程度に限られることが多いのに対し、センチュリオン・ラウンジは拠点数こそ限られるものの、食事やアルコールを含む充実したサービスが提供されます。プライオリティ・パスは、世界中の幅広い提携ラウンジを利用できる汎用性が特徴です。それぞれの特典の詳しい対象カードや同伴者条件については、当サイトのアメックスラウンジ一覧を扱った記事でまとめて比較しているので、あわせて参考にしてください。

どの特典を重視すべきかは、旅行や出張のスタイルによって変わります。国内の複数の空港を頻繁に利用する方は、拠点数の多い一般的なカードラウンジやプライオリティ・パスのほうが実用性は高くなりやすく、逆に、特定の空港での滞在時間を上質に過ごすことを重視する方や、対象拠点を含む路線をよく利用する方にとっては、センチュリオン・ラウンジの価値がより大きくなります。

予約の要否と混雑時の対応

センチュリオン・ラウンジは、多くの拠点で事前予約を必要とせず、対象カードと当日の搭乗券を提示すれば入室できる仕組みになっています。ただし、座席数には上限があるため、拠点や時間帯によっては満席になり、一時的に入室を待つ案内をされることがあります。

特に、旅行需要が高まる連休や、便数が集中する時間帯は混雑しやすい傾向があります。フライトまでの時間に余裕がない場合は、混雑によって想定より長く待たされるリスクも考慮し、早めに空港へ到着しておくことをおすすめします。混雑状況をリアルタイムで確認できる拠点もあるため、アメックス公式アプリの案内をチェックしてから向かうと安心です。

万が一満席で入室を待つことになった場合でも、多くの場合は空港内に他の待合スペースや店舗があるため、代替の過ごし方をあらかじめ考えておくと、当日焦らずに済みます。特に乗り継ぎ時間が短い場合は、ラウンジの利用を無理に予定に組み込まず、搭乗手続きを優先する判断も必要です。せっかくの上質な設備も、搭乗に間に合わなければ本末転倒になってしまうため、ラウンジでの滞在は余裕を持ったスケジュールの範囲内で、無理なく楽しむようにしましょう。出発時刻の何分前までに搭乗口へ向かうべきかは、利用する航空会社や空港の案内表示に必ず従うのが基本です。

アメックスのセンチュリオン・ラウンジに関するよくある質問

Q. ゴールド・カードでもセンチュリオン・ラウンジを利用できますか。

いいえ、センチュリオン・ラウンジの対象カードはプラチナ・カード以上(センチュリオン・カード、プラチナ・カード、ビジネス・プラチナ・カード、コーポレート・プラチナ・カード、JR東海EX・コーポレート・プラチナ・カード)で、ゴールド・カードやグリーン・カードは対象外です。

Q. 羽田空港以外の国内空港にセンチュリオン・ラウンジはありますか。

2026年8月時点で確認できる国内の設置拠点は、羽田空港第3ターミナルのみです。他の国内空港でアメックスが使えるラウンジについては、それぞれの空港専用の記事や、当サイトのラウンジ一覧記事を確認してください。今後、他の国内空港にセンチュリオンラウンジが新設される可能性はゼロではありませんが、現時点で公式に発表されている具体的な計画は確認できていません。関西国際空港や中部国際空港など、国際線の利用が多い主要空港への展開を期待する声もありますが、あくまで利用者の間での期待や憶測にとどまっており、公式な発表として扱うことはできません。今後の動向については、公式サイトの発表を定期的にきちんとチェックしておくことをおすすめします。海外の主要都市では拠点の新設・拡張が今も続いているため、こうした流れがいずれ日本国内にも波及することを期待しながら、気長に見守るのもよいでしょう。

Q. 到着後にセンチュリオン・ラウンジを利用することはできますか。

センチュリオン・ラウンジは出発便・乗継便への搭乗を前提とした施設のため、到着後の利用は想定されていません。到着後に休憩したい場合は、別の種類の施設を検討する必要があります。

Q. 同伴者の人数や料金は今後また変わる可能性がありますか。

2026年7月にも条件が変更された経緯があるため、今後も見直される可能性は否定できません。渡航前には必ずアメックス公式サイトや公式アプリで、その時点の最新条件を確認することをおすすめします。

Q. センチュリオン・ラウンジとプライオリティ・パスのラウンジは併用できますか。

センチュリオン・ラウンジとプライオリティ・パスは、それぞれ独立した特典のため、同じ空港に両方の対象施設がある場合は、状況に応じてどちらを利用するか選ぶことができます。ただし、同時に両方を使う必要はなく、多くの場合はどちらか一方で十分に目的を満たせます。

Q. 家族カードでもセンチュリオン・ラウンジを利用できますか。

対象カードに付帯する家族カードや追加カードの会員も、それぞれのカード特典の条件に応じて利用できるとされています。ただし、具体的な扱いはカードの種類によって異なる場合があるため、事前にカード会社の案内で確認しておくと安心です。ビジネスカードの追加カード(従業員カード)についても同様に、契約内容によって特典の扱いが異なることがあるため、法人でカードを利用している場合は、経理担当者や契約窓口を通じて条件をあらかじめしっかりとよく確認しておくとよいでしょう。海外出張が多い企業では、複数の社員がプラチナ・カードを保有しているケースもあるため、社内で利用ルールを共有しておくと、現地でのトラブルを防ぎやすくなります。

アメックスのセンチュリオンラウンジの利用条件まとめ

  • センチュリオン・ラウンジはセンチュリオンカード専用ではない施設だ
  • プラチナ・カード以上であれば利用できる特典だ
  • ゴールド・カードやグリーン・カードは対象に含まれない
  • 世界に約30拠点があり北米に多く設置されている
  • 日本国内の設置拠点は羽田空港第3ターミナルの1か所だ
  • 羽田の拠点は2025年に開設されアジアでは4番目にあたる
  • 利用できるのは出発便・乗継便への搭乗時に限られる
  • 入室できるのは出発の3時間前からが目安になる
  • 乗継便の場合は5時間前からに変更される案内がある
  • カード会員本人は食事やドリンクを含めて無料だ
  • 2026年7月からプラチナ会員の無料同伴者は1名までになった
  • 羽田では2名目以降の同伴者に追加料金がかかる
  • 提供サービスは拠点ごとに異なり断定はできない
  • 一般のカードラウンジやプライオリティ・パスとは別の特典だ
  • 最新の条件は公式アプリで訪問前に確認する必要がある
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