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セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、プライオリティ・パスや旅行保険などプラチナカードならではの特典を、比較的手が届きやすい年会費で備えたカードとして知られています。ただし2025年のリニューアルで年会費が変わっており、「以前調べたときと金額が違う」と感じる方も少なくありません。
この記事では、セゾンプラチナ・アメックスの現在の年会費と特典の内容、メタル素材のカードとしての特徴、そして自分にとって年会費の元を取れるカードなのかを、2026年8月時点の公式情報にもとづいて整理します。
結論から先にお伝えします。セゾンプラチナ・アメックスの年会費は2025年8月請求分から22,000円(税込)から33,000円(税込)に改定されました。そのぶん永久不滅ポイントの優遇倍率が上がり、スマートフォン保険やゴルファー保険といった新しい付帯サービスも加わっています。空港ラウンジや旅行保険を年に数回でも使う人にとっては元を取りやすい一枚ですが、旅行や外出の機会が少ない人にとっては年会費の負担のほうが大きくなりやすいカードです。個人での直接申し込みが可能で、招待(インビテーション)は必要ありません。
セゾンプラチナ・アメックスの年会費と特典は2025年からどう変わったか
- 基本情報|年会費・入会資格・家族カードの年会費
- 2025年のリニューアルで年会費が22,000円から33,000円に改定
- プライオリティ・パスと旅行保険などの主な特典
- メタル素材を採用したカードデザインの特徴
- 評判で語られやすい満足点と気になる点
基本情報|年会費・入会資格・家族カードの年会費
セゾンプラチナ・アメックスは、クレディセゾンが発行するアメリカン・エキスプレス・ブランドのカードです。アメリカン・エキスプレス社が日本国内で直接発行している「アメックス・プラチナ・カード」(年会費165,000円)とは別のカードで、年会費や審査の位置づけがまったく異なります。両者を混同すると「プラチナカードは高額」という誤ったイメージにつながりやすいため、この記事ではアメックス・プラチナの特典・年会費・価値をまとめた記事とは別に、セゾン発行の個人向けプラチナカードに絞って解説します。
2026年8月時点の年会費は33,000円(税込)で、入会資格は「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」とされています。学生や未成年でなければ、勤務形態や年齢だけで一律に申し込みが制限されるわけではありません。
家族カードの年会費は3,300円(税込)で、最大4枚まで発行できます。今回のリニューアルでも家族カードの年会費に変更はありませんでした。ETCカードは最大5枚まで発行可能です。
2025年のリニューアルで年会費が22,000円から33,000円に改定
クレディセゾンの公式発表によると、セゾンプラチナ・アメックスは2025年6月1日にサービスがリニューアルされ、年会費は2025年8月4日のお引き落とし分から22,000円(税込)から33,000円(税込)へ改定されました。「セゾンプラチナ アメックス 年会費」と検索すると古い22,000円という金額の情報が今も見つかることがありますが、現在の正しい年会費は33,000円です。
年会費が上がった一方で、国内ショッピング利用時の永久不滅ポイント優遇倍率は、従来の1.5倍から2倍に引き上げられました。あわせて、偶然の事故によるスマートフォン画面破損を補償するスマートフォン保険や、ゴルフプレー中のケガや賠償事故、ホールインワン費用などを補償するゴルファー保険が新たに付帯するようになっています。
単純な値上げというよりも、年会費と特典の両方が引き上げられたリニューアルと捉えるのが実態に近く、「改悪」と一括りにするのは正確ではありません。ただし、以前の年会費を前提に元が取れるかを計算していた方は、33,000円という新しい金額で改めて試算し直す必要があります。
他のクレジットカードでも年会費の改定はたびたび行われていますが、値上げ幅だけを見て損得を判断するのではなく、その分どのような特典が拡充されたのかをあわせて確認することが大切です。セゾンプラチナ・アメックスの場合は、ポイント優遇の強化と新しい保険の付帯という形で還元されているため、値上げ後も特典を積極的に使う人にとっては引き続き検討する価値のあるカードといえます。
| カード | 年会費(税込) | 家族カード年会費 |
|---|---|---|
| セゾンプラチナ・アメックス(個人) | 33,000円 | 3,300円 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 初年度無料・次年度以降33,000円 | 追加カード3,300円 |
| セゾンゴールド・アメックス | 初年度無料・2年目以降11,000円 | 1,100円 |
表のとおり、個人向けプラチナカードには初年度無料の制度がなく、初年度から33,000円の年会費がかかる点はビジネス版やゴールドカードと異なります。年会費の請求時期や条件は変更されることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
プライオリティ・パスと旅行保険などの主な特典
もっとも代表的な特典が、世界各国の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスです。通常であれば年会費469米ドル(プレステージプラン)がかかるサービスを、追加費用なしで発行できます。同伴者はお一人につき35米ドルの利用料金がかかり、利用にあたっては別途デジタル会員証アプリへの登録が必要です。国内の主要空港ラウンジも、条件を満たせば無料で利用できます。
付帯保険も充実しており、海外旅行傷害保険は本会員・家族カード会員が最高1億円、同行するご家族は最高1,000万円まで補償されます。ただし、この保険は自動付帯ではなく利用付帯です。日本を出国する前に、公共交通乗用具(航空券や新幹線、リムジンバスなど)の運賃、または募集型企画旅行(パッケージツアー)の代金をこのカードで支払っていることが、補償を受けるための条件になります。旅行費用を別のカードや現金で支払った場合は、保険の対象外になる点に注意が必要です。
このほか、国内旅行傷害保険が最高5,000万円、ショッピング安心保険が年間最高300万円まで付帯します。プラチナ会員専用のコンシェルジュ・サービスは24時間365日対応で、レストランやホテルの予約代行、旅行の手配などを相談できます。空港までのハイヤー送迎優待や、国内外の高級ホテルでの部屋のアップグレード・朝食無料といった優待も用意されています。
ポイント面では、国内・海外でのショッピング利用で永久不滅ポイントが通常の2倍たまります。永久不滅ポイントには有効期限がないため、旅行やまとまった買い物の予定に合わせてゆっくり貯めていけるのも特徴です。ポイントを景品やギフトカードに交換する場合と、SAISON MILE CLUBに登録してJALのマイルへ移行する場合とでは、実質的な還元率が変わってくるため、自分がよく利用する交換先に合わせて活用方法を選ぶとよいでしょう。
SAISON MILE CLUBに登録すると、ショッピング1,000円(税込)につきJALのマイルが10マイル、還元率にして1.125%たまる仕組みになります。登録には別途サービス年会費5,500円(税込)がかかりますが、有効期間内に移行上限の150,000マイルへ到達すると、翌年のサービス年会費が無料になる仕組みも用意されています。JALマイルを積極的に貯めたい方にとっては、通常のポイント還元よりも効率のよい選択肢になり得ます。
メタル素材を採用したカードデザインの特徴
セゾンプラチナ・アメックスは「メタルカード」と呼ばれることがありますが、カード全体が金属でできているわけではなく、一部にメタル素材を採用した仕様です。一般的なプラスチック製のカードと比べると厚みや重みがあり、手に取ったときの質感や、支払い時に見える光の反射に違いがあります。
純粋な全金属製のカードと比べると、重量感という点ではやや控えめですが、通常のプラスチックカードよりも高級感のあるデザインを求める方には、十分に満足度の高い仕上がりといえます。券面のデザインが目立つぶん、支払いの際に店員や周囲の目を引くこともあります。
デザイン性の高さは、財布から取り出したときの見た目だけでなく、日常的にカードを使うモチベーションにもつながりやすい部分です。一方で、完全なメタルカードのような重厚な質感を期待して申し込むと、期待とのギャップを感じる場合もあるため、あくまで「一部にメタル素材を採用した仕様」であることを理解したうえで選ぶとよいでしょう。
評判で語られやすい満足点と気になる点
クレジットカード比較サイトなどで語られやすい満足点としては、年会費に対してプライオリティ・パスや旅行保険の付帯内容が手厚いこと、永久不滅ポイントの優遇倍率が上がったことなどが挙げられます。特に、頻繁に出張や旅行をする人にとっては、空港ラウンジや旅行保険をひんぱんに使える点が評価されやすいポイントです。
一方で気になる点として挙げられやすいのが、2025年の年会費改定で負担が10,000円以上増えたこと、旅行傷害保険が自動付帯ではなく利用付帯であること、そして完全な金属製ではない点にやや物足りなさを感じる声があることです。旅行や外出の頻度が少ない人にとっては、年会費33,000円をどこまで回収できるかが判断の分かれ目になります。
セゾンプラチナ・アメックスが向く人と年会費を抑える方法
- 個人でも申し込み可能でインビテーションは不要
- 年会費33,000円の元を取れるかを試算する
- 年会費33,000円は貧乏でも払えるかの目安
- ビジネス版との2枚持ちで年会費を実質無料にする仕組み
- ゴールドカードとの違い
- 家族カード・ラウンジ同伴者・招待制度の詳細
- 年収と審査の目安
個人でも申し込み可能でインビテーションは不要
セゾンプラチナ・アメックスは、招待(インビテーション)がなくても個人で直接申し込めるプラチナカードです。公式の入会資格は「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」となっており、特定の年収や職業を満たさなければ申し込めない、といった条件は公表されていません。
かつては招待制の案内サービスが提供されていた時期もありましたが、現在はそのサービス自体が終了しています。招待制だった頃の経緯や、終了後にどのようなサービスに置き換わったかについては、セゾンアメックスプラチナ「招待日和」終了後の新サービスを詳しく紹介した記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
年会費33,000円の元を取れるかを試算する
プライオリティ・パスを個人で新規契約すると、年会費だけで469米ドル(プレステージプラン)かかります。セゾンプラチナ・アメックスの年会費33,000円の中にこの特典が含まれていると考えると、空港ラウンジを年に数回でも利用する人は、それだけで年会費の大部分を回収できる計算になります。
ここに、最高1億円の海外旅行傷害保険(利用付帯)、最高5,000万円の国内旅行傷害保険、永久不滅ポイントの2倍優遇、コンシェルジュ・サービスなどが加わるため、旅行や出張の機会がある人ほど年会費に見合う価値を得やすくなります。反対に、飛行機や新幹線をほとんど利用せず、海外旅行の予定もない人にとっては、プライオリティ・パスや旅行保険を活用する機会自体が少なく、年会費33,000円がそのまま負担として残りやすい点には注意が必要です。
「セゾンプラチナ アメックス 最強」と言われることがあるのは、年会費に対する特典の充実度が高いためですが、それはあくまで特典を使いこなせる人にとっての話です。全員にとって得なカードだと断定できるものではなく、自分の旅行や外出の頻度に照らして判断することが大切です。
年会費33,000円は貧乏でも払えるかの目安
「セゾンプラチナ アメックス 貧乏」といった検索をする方の多くは、収入に不安がある状態でこのカードを持てるのかを気にしています。年会費が165,000円かかるアメリカン・エキスプレス社直接発行のプラチナカードと違い、セゾンプラチナ・アメックスの年会費は33,000円です。月あたりに換算すると2,750円程度であり、無理のない範囲で維持しやすい水準といえます。
ただし、年会費を支払う余裕があるかどうかと、特典を使いこなせるかどうかは別の問題です。プライオリティ・パスや旅行保険をほとんど使わないまま年会費だけを払い続ける状態になると、家計への負担感は大きくなります。生活費の支払いに不安がある場合は、無理にプラチナカードを選ばず、年会費の低いカードから検討するほうが安心です。
目安として、月に1回程度でも新幹線や飛行機を利用する、年に1回以上は海外旅行や出張の予定がある、といった生活スタイルであれば、プライオリティ・パスや旅行傷害保険を活用できる場面が生まれやすく、年会費33,000円に見合う価値を感じやすくなります。逆に、外出や旅行の予定がほとんど決まっていない状態で「ステータスのため」だけに申し込むと、特典を使わないまま年会費だけが毎年発生する結果になりかねません。まずは自分や家族の年間の外出・旅行の頻度を振り返ったうえで、申し込みを判断することをおすすめします。
ビジネス版との2枚持ちで年会費を実質無料にする仕組み
個人事業主や法人経営者であれば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを保有することで、追加カードという扱いで個人用のセゾンプラチナ・アメックスを年会費無料で持てる仕組みが案内されています。2025年4月の請求分から、この条件を満たす場合の個人用カードの年会費が無料になったと複数のクレジットカード比較サイトで報じられています。
この仕組みを使えば、事業用の決済をビジネスカードに、プライベートの決済を個人用カードに分けながら、個人用カードの年会費負担をなくせる可能性があります。明細や引き落とし口座をカードごとに分けられるため、事業の経費管理という観点でもメリットを感じやすい組み合わせです。ただし、対象条件や実施状況は変更されることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新の案内を確認してください。ビジネス版そのものの年会費や特典の詳細は、この記事の範囲を超えるため、上記のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの記事にゆずります。
個人事業主やフリーランスであれば、法人化していなくてもビジネスカードに申し込める場合があるため、日々の支払いを事業用とプライベート用で分けたいと考えている方は、この2枚持ちの仕組みを選択肢の一つとして検討してみる価値があります。
ゴールドカードとの違い
セゾンアメックスにはゴールドカードもあり、年会費は初年度無料、2年目以降11,000円(税込)です。プラチナの33,000円と比べると、年会費は3分の1程度に抑えられます。
ゴールドカードでも国内空港ラウンジは利用できますが、プライオリティ・パスの発行はプラチナカード限定の特典です。海外旅行傷害保険の補償額も、一般的にプラチナカードのほうが手厚く設定されています。海外出張や旅行の頻度が高くプライオリティ・パスを積極的に使いたい人はプラチナ、国内利用が中心で年会費を抑えたい人はゴールド、というのが基本的な選び方の目安になります。
迷った場合の考え方としては、まずゴールドカードから利用を始めて、実際に海外旅行や出張の機会が増えてきた段階でプラチナへの切り替えを検討する、という段階的な選び方もあります。年会費の差額は22,000円あるため、その差額に見合うだけプライオリティ・パスや手厚い旅行保険を使う予定があるかどうかで判断するとよいでしょう。セゾンアメックスの他のランクとの違いをまとめて比較したい場合は、セゾンアメックス全種類比較の記事もあわせてご覧ください。
家族カード・ラウンジ同伴者・招待制度の詳細
家族カードは年会費3,300円(税込)で最大4枚まで発行でき、本会員と同様に国内旅行傷害保険などの補償対象になります。家族カードの詳しい発行条件やプライオリティ・パスの家族利用については、セゾンアメックスプラチナの家族カード・プライオリティパス完全ガイドで個別に解説しています。
国内空港ラウンジを同伴者と一緒に利用する場合の条件や、無料になる人数の上限といった細かい利用条件は、ラウンジ同伴者の利用条件とお得な活用術をまとめた記事で詳しく取り上げています。家族での旅行が多い方や、パートナーと一緒に出張することが多い方にとっては、同伴者の扱いがどうなっているかは年会費の元を取れるかどうかにも直結するポイントです。招待制度の歴史については、前述のとおり「招待日和」終了後の新サービスに関する記事をご参照ください。
年収と審査の目安
セゾンプラチナ・アメックスの入会資格には、具体的な年収基準が公表されていません。一般的なプラチナカードと比べると審査のハードルは低めとされていますが、年収だけでなく、信用情報や他社からの借入状況、勤務形態の安定性なども審査で考慮されると考えられます。
年収の目安や審査で見られやすいポイントについては、セゾンアメックスプラチナの年収の基準と審査通過のポイントをまとめた記事で詳しく解説しています。審査基準は公表されていないため、断定的な合格ラインを示すことはできませんが、安定した収入と良好な信用情報がある方であれば、申し込みを検討する価値のあるカードです。
会社員や公務員のように収入が安定している職業は審査で有利に働きやすいとされる一方、フリーランスや個人事業主であっても、確定申告の実績や継続的な収入があれば申し込みの対象になり得ます。過去にクレジットカードの延滞や、携帯電話料金の支払い遅延といった信用情報上のマイナス事由がないことも、審査を通過するうえで重要なポイントです。不安がある場合は、いきなりプラチナカードに申し込むのではなく、まずゴールドカードなど年会費の低いカードから利用実績を積んでいく方法も、現実的な選択肢として検討できます。
セゾン・アメックス・プラチナの年会費と特典を総括するまとめ
- セゾンプラチナ・アメックスの年会費は2025年8月請求分から33,000円(税込)に改定された
- 年会費改定とあわせて永久不滅ポイントの国内優遇倍率が1.5倍から2倍になった
- スマートフォン保険やゴルファー保険が新たに付帯するようになった
- プライオリティ・パスが追加費用なしで発行でき、同伴者は35米ドルで利用できる
- 海外旅行傷害保険は最高1億円だが自動付帯ではなく利用付帯である
- 国内旅行傷害保険は最高5,000万円、ショッピング安心保険は年間最高300万円である
- カードは一部にメタル素材を採用しており高級感のあるデザインが特徴である
- 個人での直接申し込みが可能でインビテーションは不要である
- 年会費165,000円のアメックス社直接発行プラチナとは異なる別のカードである
- 旅行やラウンジ利用の頻度が高い人ほど年会費の元を取りやすい
- 月あたり2,750円程度の負担であり無理なく持てる水準といえる
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスとの2枚持ちで個人用の年会費を無料にできる仕組みがある
- ゴールドカードは年会費が11,000円でプライオリティ・パスは付帯しない
- 家族カードは年会費3,300円で最大4枚まで発行できる
- 審査基準は非公表だが安定収入と良好な信用情報が申し込みの前提になる

